中村アン、スザンヌ、浅野忠信ほか 、ハーフかどうか分かりづらい芸能人の画像
中村アン、スザンヌ、浅野忠信ほか 、ハーフかどうか分かりづらい芸能人の画像

 “女性がなりたい体No.1”ともいわれる美ボディを持つモデルで女優の中村アン(29)が、11月12日放送の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)に出演。ベンチプレスやランニングなど、健康的でカッコイイ体を維持するための過酷なトレーニング風景を披露して、番組出演者たちを驚かせていた。

 日本人離れした顔立ちとプロポーションであるため、中村はハーフだと勘違いされることが多いらしい。2016年9月25日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)にゲスト出演したときも、“男性についついやってしまうやっかいな癖”として、初対面の男性に対してもあいさつ感覚でハグしてしまい、見た目だけでなく行動でも勘違いされると告白。しかし実は彼女は純日本人で、両親は新潟県の佐渡島出身なのだ。

 中村のように、てっきりハーフかと思ったら、意外にハーフじゃなくて驚いた、なんていうタレントはけっこういる。いったい誰がなんなのか、調べてみたので紹介したい。

 2015年3月に元プロ野球選手と離婚し、子育てしながらタレントとして活躍してるスザンヌ(30)は、ハーフみたいに鼻が高くて勘違いしてしまいそうだが、本名は山本紗衣(さえ)といって、熊本生まれの日本人。本名で活動していたときに出演したドッキリ系番組で“外国人のゲストのフリをしてみんなをダマす”という企画があり、スザンヌという名前で登場したことに、芸名は由来するらしい。

 沖縄市親善観光大使である『ちゃんぷる〜大使』を務めている、人気モデルの岸本セシル(26)の本名は岸本聖紫瑠(せしる)。ハーフっぽい名前は沖縄に分布する花、“聖紫花(セイシカ)”から来たもので、外国人由来ではない。読みにくいのでカタカナにしたところ、たまたまハーフっぽくなってしまったようだ。

 逆にハーフだけどハーフに見えないタレントもいる。先日、台湾人の恋人の存在を明かして話題になった、ぽっちゃり系お笑いタレントの渡辺直美(29)は母親が台湾人のハーフ。ちなみに生まれたのは台湾だが、育ったのは茨城県だ。また、一時期、激太りしたと批判されていたものの、最近はセクシーな黒いドレス姿でイベントに登場し、色気と存在感が増したと評判の女優、鈴木杏(29)は母方の祖父がアメリカ人でクォーター。英語は話せなかったが、11歳のときに出演した映画のため英会話を学んで話せるようになった。

 他には俳優の浅野忠信(43)は母方の祖父がアメリカ人でクォーターだ。彼の母親は自分がアメリカ先住民の血筋だと思い込んでいて(実際は祖父は北欧系だった)、なんと彼自身も30年以上、そう信じていたそうだ。ちなみに浅野の父親は、俳優の石倉三郎(70)の元マネージャーだったという。

 スポーツ界に目を向けると1980年代の広島カープの黄金時代を築き上げた選手の一人、“鉄人”こと衣笠祥雄(69)は、父親が在日米軍のアフリカ系アメリカ人で、母親が日本人のハーフ。広島に入団した当初、周囲の選手がみなマツダの車に乗っている中、フルサイズのアメ車を乗り回していたというファンキーなエピソードがある。

 ちなみに、カルーセル麻紀(74)もハーフっぽい名前だが、同じ“ハーフ”でも元男性である“ニューハーフ”なので、念のため。

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