前出の秋本氏がこう語る。「長澤さん自身はその気があっても、日本の映画界はテレビ局やスポンサーが主導。イメージ的なことで止められていた部分もあるでしょう」 だが、17年は違う。『キャバレー』を皮切りに、ついに勝負に出るというのだ。

「時期的にも今しかない。長澤は6月で30歳になります。同世代には綾瀬はるか、石原さとみ、新垣結衣など錚々たる女優が肩を並べ、競い合っている状況。その中で長澤は唯一、まだ代表作と呼べる作品がありません。このままでは埋もれてしまう危険も高いんです」(民放局ディレクター)

 さらに、昨年から長澤を取り巻く環境が変化したことも理由の一つだ。「長澤といえば、少し前まで俳優の伊勢谷友介との熱愛が騒がれていましたね。当時から彼女には“解禁計画”が持ち上がっており、本人も乗り気だったんですが、それらは伊勢谷に止められていたといわれています」(前出の芸能記者)

 そんな伊勢谷と破局後、長澤の仕事ぶりは一変。「今回の『キャバレー』も長澤にとって初のミュージカル。不安もあるでしょうが、演出家の松尾スズキ氏には“なんでもやります!”と決意を告げたそうです」(前出のスポーツ紙記者)

 また、長澤には現在“新恋人”がいると噂される。「一般人の男性と交際中だとか。この男性は長澤の女優としての躍進を心底、応援しているんです。それもあって心置きなく、セクシー計画を実行できるのもかもしれません」(芸能記者)

 では、その計画の最終目的地はどこか。秋本氏が、こう語る。「もちろん、映画でベッドシーンを見せることでしょうね。基本的には純文芸作品が女優もやりやすいのですが、長澤さんなら、実録ドキュメンタリー的な映画のほうが似合うはず。たとえばの話ですが、ASKAと一緒に逮捕された美人の愛人がいましたよね。長澤さんは、ああいうオンナの役をやらせたら抜群にうまい。溺れて落ちていく美女を演じてもらいたいですね」

 なんにせよ、『真田丸』のキスシーンのように、「遅い……せめて10年前に」とならないように、今年こそ!

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