ローラ、窪塚洋介だけじゃない! ハリウッドデビューしていた意外な人物とはの画像
ローラ、窪塚洋介だけじゃない! ハリウッドデビューしていた意外な人物とはの画像

 2016年12月23日より公開された映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』。同作でハリウッドデビューを果たしたローラ(26)が、キャスト発表時から話題を集めたが、2017年は1月21日より公開されるマーティン・スコセッシ監督(74)の最新作『沈黙‐サイレンス‐』に、窪塚洋介(37)、加瀬亮(42)、小松菜奈(20)らが出演しており、日本の俳優がハリウッドで活躍することに期待がかかる一年だ。

 だが、実は彼らより前にハリウッドで活躍していた意外な人物がいた。それは元WBC世界ライト級世界チャンピオンであり、現在はタレントとしても活躍しているガッツ石松(67)。普段は天然キャラとしてお茶の間人気の高いガッツ石松だが、1987年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督(69)による映画『太陽の帝国』でキリッとした日本兵を演じた。

 女優の大後寿々花(23)が子役として大注目を集めることになった、2005年のハリウッド映画『SAYURI~The Memoirs of Geisha~』で、同じくハリウッドデビューを果たしていたのが元力士の舞の海秀平(48)だ。世界恐慌の頃に祇園の置屋に売られた少女さゆりが、厳しい修行を経て人気芸者へと成長していく物語を描いた同映画。桃井かおり(65)や渡辺謙(57)といったベテラン俳優が出る中、舞の海は関取役として出演。「宮城山」という四股名で、正攻法で勝ち抜く人気力士という役どころは、まさしく舞の海にぴったりだろう。この頃には相撲を引退しタレントとして活躍していたが、元小結の実力は衰えておらず、堂々とした関取の威厳を放っていた。

 また、仮面ライダーでおなじみの俳優「藤岡弘、」(70)は1986年に公開された『SFソードキル』で主役を飾っている。80年代にアメリカで流行した“忍者ブーム”から影響を受けているということで、映画の内容は1552年の日本で命を失ったはずの侍タガ・ヨシミツが、432年後にアメリカ・ロサンゼルスで蘇生されるという、なんとも壮大なストーリー。しかし『仮面ライダー』(テレビ朝日系)のスタントも藤岡自身がこなしていただけあって、映画の殺陣のシーンも見ごたえあり。ほとんど真剣を使用しているということで、その緊張感は画面越しに伝わってくる。

 とんねるずの石橋貴明(55)も、実はハリウッドデビューを果たしている。1994年に公開されたスポーツコメディ映画『メジャーリーグ』の続編、『メジャーリーグ2』に日本人選手タカ・タナカ役で出演し、大ヒットを記録した。コミカルな動きはもちろん、流暢な英語を話したかと思えば、日本語で「ペテン師やろうが」「くそババア」「仏陀のような気迫を見せてみろ」と突然言い出したりと圧倒的な存在感を放ち、米国人の笑いのツボを押さえた。自身も野球をやっていたことや、大のメジャーリーグ好きということで本人もこのオファーには喜んだことだろう。

 意外すぎる人たちのハリウッド出演だが、しっかりと爪跡を残しているのも事実。ローラや窪塚が、海外の映画ファンからどう評価されるのか反応が楽しみなところだ。

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