木村拓哉と稲垣吾郎が「貸し借り」していたモノとはの画像
木村拓哉と稲垣吾郎が「貸し借り」していたモノとはの画像

 2016年12月31日に惜しまれつつ解散したSMAP。12月29日に最終回を迎えたラジオ『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』で、稲垣吾郎は「ありがとうございました。感謝でいっぱいです」と語り、30日に放送されたラジオ『木村拓哉のWhat‘s UP SMAP!』で、木村拓哉は「ありがとう、SMAP」というメッセージを残している。

 こうして“元メンバー”同士となってしまった木村と稲垣は、仲が良いことで知られていた。アウトドア派の木村とインドア派の稲垣では、共通点が少ないように思えるが、プライベートで一緒に行動したり、同じブランドのファッションに身を包むことも多かったという。

 2001年に放送された木村の代表作『HERO』(フジテレビ系)のクランクイン直前に、木村が稲垣に服を借りたことがあった。木村は稲垣に「月9でドラマやるんだよね。冬場のロケで寒いから、なんか暖かいコートないかな」と相談。稲垣は「木村くんに似合いそうなムートンのカッコいい革ジャン持ってるけど」と返した。ドラマで毎回着るユニフォームのような服が欲しいという木村に、稲垣は月9ドラマで木村が自分の私物を着てくれると思い、喜んで服を貸した。

 しかし、ドラマの初回で木村が着ていたアウターは、稲垣のアウターではなかった。稲垣は諦めずに、最終回までチェックしたが、結局最後まで貸した服の登場はなく、とてもガッカリしたそうだ。

 しかし、実はこれよりも前に、まったく同じことを稲垣も木村にしていた。1992年、稲垣の初主演ドラマ『二十歳の約束』(フジテレビ系)の撮影をする前日、稲垣は木村の家を訪ね、「撮影で着るから」と木村の革のジャケットを借りて帰った。木村はその放送を楽しみにしていたが、貸したジャケットは一度も出てこなかったという。仲の良い二人ならではのほほ笑ましいエピソードである。

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