今年も引き続き柱として期待している一頭、アウォーディーは2月下旬、栗東トレセンに帰厩して、ドバイワールドカップ(3月25日、メイダン、ダート2000メートル)に向かう予定です。

 そして、もう一頭。凱旋門賞制覇という大きな旗を掲げるキタサンブラックは、同日に行われるドバイシーマクラシック(芝2410メートル)に登録しましたが、清水久詞先生が、「どこからでもいける状態」と話しているように、今年新設されたG1大阪杯(4月2日、阪神、芝2000メートル)、天皇賞・春(同30日、京都、芝3200メートル)も視野に入れているとのことでした。

 どこからスタートして、どこを目標にするのか。こちらは北島オーナー次第ですが、騎手としては、どこからでもOKです。

 3歳クラシックもまだまだ、これから有力馬が出てくるだろうし、春に向かって気持ちが一段と弾みます。目標は――元気に怪我なく一年を過ごすこと。次の酉年も現役で迎えたいなぁと心密かに思っている武豊です。

本日の新着記事を読む

  1. 1
  2. 2