“勇者ヨシヒコ”感が好評? 堤真一主演ドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』が好スタートの画像
“勇者ヨシヒコ”感が好評? 堤真一主演ドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』が好スタートの画像

 堤真一(52)主演の新ドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)の第1話が、1月14日に放送された。監督を務めるのはドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ(テレビ東京系)や映画『銀魂』などを手掛ける福田雄一氏(48)ということで、さっそく視聴者を爆笑の渦に巻き込んでいるようだ。

「藤子・F・不二雄の漫画『中年スーパーマン左江内氏』が原作ですが、それを福田氏がさらにパワーアップさせています。堤を始め、高橋克実(55)や笹野高史(68)といった個性派俳優がそろっており、ムロツヨシ(40)や佐藤二朗(47)といった福田作品常連者も、相変わらずクセのあるいい味を出しています。登場人物一人一人がとにかくキャラが濃いので、ネタがたっぷり詰め込まれた脚本がいい具合に楽しめちゃうんですよね」(テレビ誌ライター)

 福田氏による脚本の独特な雰囲気は今作でも発揮されており、中盤の左江内がなぜか“ひとりカラオケ”をするシーンでは、昨年の大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の主題歌『恋』を2分近くも振りつきで歌唱。また、左江内の後輩役として出演しているイケメン俳優の賀来賢人(27)まで変顔を連発したりと、とにかくギャグ要素が満載となっている。放送中からSNSでは多くの称賛コメントが上がったが、低コストのチープさが話題を集めた『勇者ヨシヒコ』のように、今回のスーパーマンの衣装がどこか安っぽかったことにも福田ファンは大喜び。「めっちゃヨシヒコ感ありあり!」「この感じ! これを求めてました!」と歓喜のコメントが続出した。

「特に初回でウケていたのは、三代目 J Soul Brothersの『Happy?』に合わせて、役者たちがダンスをしているエンディングですね。ドラマ途中に恋ダンスの前フリがあったせいか、『逃げ恥』を連想した人も少なくなく、“恋ダンス意識しすぎ”“これは流行らないぞ!”とSNSでツッコミを浴びてました。『勇者ヨシヒコ』でもよく、『逃げ恥』ネタは出ていましたし、こちらもファンは大喜びのようですね」(前出のテレビ誌ライター)

 ギャグ要素が満載ながら、感動できるシーンもちゃんとある『スーパーサラリーマン左江内氏』は、初回平均視聴率12.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)といいスタートを切った。

 これまで『金田一少年の事件簿』『サイコメトラーEIJI』『女王の教室』といった人気ドラマを生み出してきた日本テレビの土曜9時枠は、4月より『嵐にしやがれ』が放送されることが明らかになった。40年以上にわたってファンを感動させてきた同枠ドラマの最後は、この作品が締めることとなる。

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