草なぎ剛「大女優・森光子を8時間待たせた」大失敗

 現在放送中の草なぎ剛主演ドラマ『嘘の戦争』(フジテレビ系)が好調だ。第4話まですべて2ケタ視聴率をキープしており、このままの勢いでいけば、“復讐シリーズ”第1弾の『銭の戦争』(2015年・フジテレビ系)と同じく、全話2ケタ視聴率を記録できるかもしれない。

 今では立派に主演俳優を務めている草なぎだが、SMAPを結成した10代当時は、まだ俳優としてはかけだしで、与えられた仕事を懸命にこなすだけだった。そんな頃、彼はある“事件”を起こしてしまったという。

 1989年、草なぎは香取慎吾とともに、今は亡き大女優、森光子主演のドラマ『時間ですよ 平成元年』(TBS系)に出演する機会を得た。主人公の「梅の湯」女将の宝田ウメを森、長男の彦一を藤井フミヤ(当時は郁弥)、次男役を中居正広がそれぞれ演じていた。草なぎと香取は中居の友人役で、セリフはほとんどない、いわば端役だった。

 ある日、居間でドタバタ劇を繰り広げるシーンの撮影があった。貴重な見せ場ということで、端役の二人は奮起。カメラによく映る、一番前に出て演技した。

 しかしこの日は、撮影時間がずれ込んでいたため、このシーンの途中で撮影終了に。続きは翌日に撮ることになったのだが、一番前で映っていた草なぎと香取は、「つながり」のため、翌日の撮影にも当然呼ばれた。

 翌日、出演者が勢ぞろいする中、草なぎが現場に現れなかった。当時、まだマネージャーはおらず、携帯電話もない時代。2時間たっても3時間たっても草なぎは現れない。現場にはもちろん中居もいたのだが、スタッフたちは中居ではなく、当時まだ中学生だった香取に「草なぎはどうなってんだ!」と言ってきたという。香取は、公衆電話から事務所、草なぎの自宅などに電話をかけまくった。そして、ようやく草なぎの母親につながり、事情を説明。撮影のことをすっかり忘れていた草なぎは、体育の授業の真っ最中でプールに入っていた。慌てた母は、学校まで息子を迎えにいったという。

 これは、2015年に放送された『人志松本のすべらない話 10周年ファイナルステージ』(フジテレビ系)に香取と稲垣吾郎が出演した際、香取が語ったエピソードだ。ちなみに、プールに入っていた草なぎに向かって、母が発したひと言は、「つよしぃ、時間ですよー!」だったとか。

 結局、撮影はおよそ8時間遅れでスタートしたが、若き日の草なぎは大先輩であるベテラン女優の森を待たせるという失敗をしてしまった。そんな失敗を乗り越えてきた俳優・草なぎ剛が、『嘘の戦争』でどんな演技を見せてくれるのか、今後も楽しみだ。

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