アメリカ・トランプ新大統領、就任早々「ISからの暗殺予告」の画像
アメリカ・トランプ新大統領、就任早々「ISからの暗殺予告」の画像

 アメリカ国民が引いたのは“ババ”だった!? ドナルド・トランプ第45代米大統領だが、実際に就任する前から、前代未聞の“通信簿”を突き付けられていた。「米CNNが就任直前の17日に行った調査では、支持率が40%で、不支持率はなんと52%。就任直後(23日)では、支持・不支持率ともに45%と、ほんの少しだけ改善しましたが、調査開始の1953年以降、過去最低人気の大統領と言えそうです」(通信社デスク)

 独特の政治観と、歯に衣着せぬ発言で、“敵”も多いトランプ大統領。野党となった民主党はむろん、仲間のはずの共和党内の主流派までもが、氏の政治生命を断つ攻撃材料を収集中という。

 さらには、「就任式の翌日には、首都ワシントンで行われたデモ行進に飛び入り参加した人気歌手のマドンナ(58)が、なんと、<私は怒っている。ホワイトハウスの爆破も考えている>と、文字通りの爆弾発言。もちろんこれは、彼女流の比喩的な表現でしたが、その後ネットは大炎上しました」(前同)と、娯楽業界にも不支持を表明する声は多い。「選挙期間の早い段階から、トランプの勝利を予言していた映画監督のマイケル・ムーア氏は、その急先鋒でしょう」(外信部記者)

 続けて、「ブッシュ大統領は、ムーア氏の監督した映画『華氏911』で、バケの皮をはがされ、支持率も失墜しました。今回もムーア氏は、反トランプのデモを実行。“地元の議員に電話して抗議する”という、草の根運動を呼び掛けています」

 かように、国内だけでも“刺客”がわんさかいる新大統領だが、国外の刺客の規模はその比ではない。外務省関係者が声を潜めて言う。「トランプ氏は、就任演説では敵意ムキ出しで、“イスラム過激派のテロに対抗して、文明世界を団結させる。そして、地球上から完全に根絶する!”と声高に“宣戦布告”しました。そんな過激な政策方針を受けて、テロ組織のイスラム国は、米国内に潜伏する関係者に、トランプ氏の暗殺を呼びかけてます。これは連邦政府職員も把握し、公開している事実です」

 昨年から、仏独のトラック特攻、イラクの連続爆発、トルコの銃乱射と、イスラム過激派によるテロが活発化している。次なる標的はトランプ新大統領か? これからの4年間、世界は騒々しくなりそうだ。

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