草なぎ剛（４２）主演のドラマ『嘘の戦争』（フジテレビ系）の第５話が２月７日に放送され、ハードボイルドな草なぎの演技が絶賛されている。
『嘘の戦争』は３０年前に家族を殺された一ノ瀬浩一（草なぎ剛）が、天才詐欺師となり犯人たちに復讐を果たしていくサスペンスドラマ。第５話では、３０年前のＯＬ殺しの主犯で、今は大手銀行に勤める九島亨（平岳大・４２）を標的に、一ノ瀬が相棒のハルカ（水原希子・２６）とともに、パイロットとキャビンアテンダントにふんして九島に接触する展開が描かれた。
この日の放送中にＳＮＳで反響が大きかった場面は、ドラマの終盤、九島と二人きりになった浩一が、飛びかかってきた九島にライフルをつきつけて「軍人だったやつに武器の扱い方はひと通り習った」「（人を）殺したこともある」とすごんでみせたシーン。銃越しに獲物をにらみつけるような草なぎの眼光に、ネットでは「このドラマの草なぎは本気でヤバい」「銃を構える草なぎがかっこよすぎる」「圧巻の演技だった……」「もともと演技うまいと思ってたけど、すごみが出てきた」と絶賛が寄せられている。また、中には「スコープ越しの草なぎが高倉健さんに見えて衝撃的だった」「今回の草なぎくん、ちょっと高倉健に見えない？」という指摘まであった。
「草なぎは故高倉健に憧れていることで有名です。高倉が亡くなる前、映画『あなたへ』で共演を果たした際には、高倉について“男が惚れる男”“年とったときにこういう男になりたい”と語っていました。また、そんな草なぎを高倉健も認めていたようですね。２０１２年に放送された『ＳｍａＳＴＡＴＩＯＮ!!』（テレビ朝日系）では、草なぎが映画『任侠ヘルパー』について、“高倉健を意識して演技した”とご本人を前に語る場面がありました。そのとき高倉は“俺をマネしないほうがいい。あなたがいいんだから”と背中を押していました。また草なぎが『あなたへ』の演技について高倉に感想を求めた場面では、“役が足らない”と語り、草なぎにはもっと大きな役が合うと可能性を評価していました」（アイドル誌ライター）
どんな役柄にもなりきる演技力の高さで知られている草なぎ剛だが、『嘘の戦争』ではハードボイルドな魅力をいかんなく発揮している様子。ますます磨きのかかるその演技から目が離せない。
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