稲垣吾郎「あの時は好きでした」高橋由美子に思わず告白!?の画像
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 稲垣吾郎というと、どこか謎めいていて、アンニュイな雰囲気というイメージがある。中居正広は野球、木村拓哉は剣道、草なぎ剛は器械体操というように、SMAPのメンバー三人は、それぞれ学生時代に打ち込んでいたスポーツがあったが、香取慎吾と稲垣はどちらかといえば文化系タイプ。特に稲垣は、体育会系のノリや集団行動が苦手だったようだ。

 稲垣は、中学生でジャニーズ事務所に入所。高校は、たくさんのアイドルが通うことで有名な堀越高校の芸能活動コース(現在はトレイトコース)に入学した。当時の堀越といえば、現役アイドルたちが大勢いた。下級生、同級生、上級生を見ても、テレビで活躍している芸能人ばかり。人気女優の深津絵里も、稲垣の同級生だった。そしてもう一人、彼のクラスメイトとして学生生活を送っていたのが、女優の高橋由美子だ。

 当時高橋は“20世紀最後の正統派アイドル”といわれていたが、学校では眼鏡をかけ、どちらかといえば地味なタイプだった。稲垣も、SMAPの中でいち早くドラマ出演を決めていて、その頃の二人はすでにトップアイドル。二人は帰りの方向が同じで、よく稲垣が高橋を誘い、週の半分は一緒に帰っていたという。

 卒業後の1995年、二人が21歳のときには、ドラマ『最高の恋人』(テレビ朝日系)で共演。高橋によれば、撮影の休憩時間、稲垣が「犬を飼い始めたんだけど、見に来ない?」と誘ってきたという。翌日も撮影で朝が早いので断ったが、数日後、また「犬、いつ見に来る?」と誘ってきた。周囲では「稲垣さんが犬飼ってるなんて聞いたことないですけどねぇ」といわれていたが、高橋は稲垣から犬の写真も見せられ、「とにかくかわいいから見においでよ」と、何度も誘われたそうだ。

 この話は、2013年に放送された『さんま&SMAP美女と野獣のクリスマススペシャル』(日本テレビ系)で語られたエピソード。番組には、さんまとSMAPに「久しぶりに会いたい人」が集合。ここに高橋が出演し、稲垣に自分のことが好きだったのかと聞いた。稲垣は高校当時、ふだんは目立たないタイプだった高橋がデビューしていると聞いて、書店で彼女のグラビアを見たところ、「すごくかわいかった」と思い、声をかけるようになったという。

 さらに、ドラマ撮影時にしていた犬の話は、高橋を誘うための口実だったようで、見せた写真も実は友達の飼っていた犬だったのだとか。番組でSMAPメンバーたちに当時の真意はどうだったのかと詰め寄られた稲垣は、「あのときは好きでした!」とついに告白。当時はお互い多忙なアイドル同士、学校の校則でも恋愛禁止だったので、結局告白することはなかったそうだ。ちなみに高橋は、当時の稲垣を異性として意識することはなかったとか。ふだんクールな稲垣吾郎も、若い頃は情熱的だったようだ。

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