関ジャニ∞村上信五、オーディション合格直後に大失敗していた!?の画像
関ジャニ∞村上信五、オーディション合格直後に大失敗していた!?の画像

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長は、ひと目見ただけで、その子が10年後にスターになるかどうかが分かるといわれている。直接会わなくても、写真1枚でその才能を見抜き、即採用となるケースもある。また、面接をしたその日にすぐ、先輩グループのバックダンサーとしてステージに上げてしまうことは珍しくない。関ジャニ∞の村上信五もジャニーさんに見出された一人だ。

 村上は中学時代、友達に誘われ、吉本興業が運営するタレント養成学校「NSC」に入ろうとしていた。また当時、関西ではデビュー前のKinKi Kidsが活躍していたこともあり、別の友人からはジャニーズに誘われた。村上は、「落ちたら恥ずかしい」「(落ちたら)末代までイジられる」と悩んだものの、結局友人と一緒にジャニーズを受けることに決め、学校の廊下に貼られていた修学旅行のときの写真と履歴書を送った。その結果、友達は残念ながら落選してしまったが、村上は書類選考に見事合格した。

 オーディションは、クリスマスに大阪城ホールで受けた。オーディション後、すぐにジャニーさんからKinKi Kidsの大阪城ホール公演に呼ばれ、ローラーブレードで滑ることに。村上の役目は、ローラーブレイドをはいてステージを1周し、堂本剛が持つ“GOOD BYE”と書かれた旗を受け取って舞台袖に下がること。本番で、大勢のお客さんを前にテンパってしまった村上は、一周回った後もまだ音楽が続いていたので、まだ下がってはいけないと思い、もう一周スタートを切った。しかし、そこで他のJr.たちは皆、舞台袖に下がっていったという。

 この場は、KinKiが大きなガラスケースに入るとスモークがたかれ、ガラスが割れるとKinKiはいなくなっていて、そのままコンサートが終了するという演出だった。しかし、その夜はKinKiがいなくなったステージを、旗を持った村上がまだ滑っているというエンディングになってしまった。

 とんでもない失敗だが、ジャニーさんは「ユー、根性あるよ」と褒めてくれたそうだ。もしかするとジャニーさんはその頃から、村上信五が今のように大活躍するのを予測していたのかもしれない。

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