嵐・相葉雅紀&豪華キャスト起用『貴族探偵』で、「月9ドラマ」人気復活?の画像
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 次の月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)で、嵐の相葉雅紀(34)が主演を務めることが明らかになった。相葉の他にも豪華キャストが顔をそろえており、低迷を続ける月9ドラマが4月からは話題を独占するかもしれない。

 フジテレビの月9ドラマ枠は1987年4月にスタートし、今回の『貴族探偵』で30周年を迎える。『貴族探偵』は、累計部数13万3000部の麻耶雄嵩氏による本格ミステリー小説シリーズが原作。相葉が演じるのは自身を「貴族」と名乗る、“一切推理せずに事件の謎を解き明かす”青年の役だ。そんな「貴族」から推理を命じられる使用人役を、中山美穂(46)や遠藤賢一(40)、松重豊(54)らが担当。さらに、新米探偵の愛香役に武井咲(23)、愛香の師匠の切子役に井川遥(40)、刑事役に生瀬勝久(56)、そして“謎の役”として仲間由紀恵(37)がキャスティングされるという豪華さだ。

 現在放送中の月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』は初回8.5%という低視聴率でスタートし、今も低迷状態が続いている。さらに、昨年の月9枠で放送された『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『ラヴソング』、『好きな人がいること』、『カインとアベル』は、いずれも平均視聴率一桁台と、視聴者の“月9離れ”は歴然だ。

「月9が苦戦する中で、今回の相葉の起用は、フジテレビの名誉挽回への意気込みの表われでしょう。このドラマには、2015年に相葉が主演を務めた月9ドラマ『ようこそ、わが家へ』のスタッフが再集結するんです。脚本は『僕のヤバイ妻』など、サスペンスものに定評のある黒岩勉氏が担当しますし、見ごたえのあるドラマに仕上がるんじゃないかと期待されています」(芸能ライター)

 最近ヒットした月9ドラマの傾向として、恋愛ものより『ガリレオ』や『鍵のかかった部屋』といったミステリーものが目立つ。人気ミステリーを原作に選んだあたりにも、フジテレビが今回の作品に力を入れていることが分かる。

 今回の発表はさまざまなメディアで伝えられており、ネットニュースのコメント欄などには、「最近の月9は全然興味なかったけど、これは見るしかないな!」「キャスト豪華すぎ! 久々のミステリー系だし楽しみだわ~」「こういうのが見たかったんだよ~!」といったコメントが上がっている。30周年という記念すべき年に、フジテレビの看板“月9ドラマ”がかつての栄光を取り戻すことはできるのだろうか。

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