拾って売るという点では、「流木拾い」も、いいビジネスになる。海岸や川岸に流れ着いた流木を拾い集めて、売るだけだが、「オブジェや花器として、またインテリアやディスプレイ、はたまた観賞魚の水槽やアクアリウム用にと用途は多様。ネット販売すれば、大きくて状態や形がいいものなら数万円で売れます。実際に、テレビ番組でタレントが流木拾いに挑戦したら、1時間で7000円ものお金になりました」(アクアショップ店員)

 だが、海辺でタダで拾えるもので、本当に狙うべきお宝は「龍涎香(りゅうぜんこう)」だろう。

「龍涎香とは、マッコウクジラの腸内で分泌され、糞とともに排泄された脂肪のかたまりのこと。これが、最高級の香料として、1グラム=2000円以上の値段で取引されているんです。英国では、人の顔ほどの大きさのものが見つかり、1700万円もの値段がついたことも。日本でも、和歌山県や沖縄県で龍涎香発見の報告があります。龍涎香は、異様な臭いを発していますので、海岸で臭い石を見つけた場合は見逃さずに拾って帰ると、大金に化けるかもしれませんよ」(お香販売店スタッフ)

 隠居生活に入る前に、お手軽ビジネスで、ひと財産築いてみては!?

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