プロ野球開幕前から要チェック!「2017年ブレイク確実選手」スター候補リストの画像
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 球界を代表する名プレーヤーたちは、入団して間もない頃から、その片鱗を見せつけていた。将来のエースや4番を打つような“ダイヤの原石”を発掘、紹介しよう!

 3月から始まるWBC。世界一奪還を目指す侍JAPANの主力メンバーを見ると、筒香嘉智25歳、昨年“神ってる”プレーを連発し、飛躍を遂げた鈴木誠也も22歳と、若返りが著しい。今回は、そんな“球界の顔”になった彼らに続く次世代のスター候補を紹介しよう。

 まずは2016年、25年ぶりのリーグVを果たした広島。番記者によると、逸材はまだまだいるという。「16年はシーズンが始まる前から鈴木誠也がブレイクすると記者の間で囁かれていましたが、“第二の鈴木”は内野手の西川龍馬(22)でしょう」(スポーツ紙広島担当記者)

 西川は、ルーキーイヤーとなった16年、開幕一軍入りを果たすと、最終的には62試合に出場し、規定打席には達しないものの打率.294という成績を残した。「ショート(田中広輔)とセカンド(菊池涼介)が鉄板なので、主に代走とかで出ていたんですけど、打撃センスが凄いといわれていて、コーチからは“打つことに関しては天才的”と絶賛されています。キャンプから猛アピールを果たせば、“タナキク”を脅かす存在になるかもしれません」(前同)

 次々と若手野手が育つあたりは、さすが広島。他にも、外野の守備要員として主に出場していた野間峻祥(23)も、緒方孝市監督が期待する一人。

「緒方監督の大のお気に入り。確かに足と肩がメチャクチャいい。あるベテラン記者も“あんなに足が速い選手は見たことない”と驚いていたほど。レフトにハマれば、野間、鈴木、丸と鉄壁の外野になります」(同) 新しい選手が台頭すれば、17年も盤石か。

 金本知憲監督が若手を徴用する“超変革”に踏み込んだ阪神。その中の一人が原口文仁(24)だろう。捕手でありながら打率.299、本塁打11と好記録をマーク。現役時代、WBCの正捕手も務めた里崎智也氏も、原口の将来性を高く評価する。

「彼は守備に関しては、すべて合格ラインに達していませんが、打てない奴を打たせるようにするより、守れない奴を守れるようにするほうが簡単なんです。だから、コンバートはやめてほしいですね」

 今のプロ野球界は打てる捕手が枯渇しているだけに、マスクを被り続けてほしいところだ。

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