坂本ちゃん「家族に2000万」金銭トラブルと、飛び降り未遂の過去の画像
坂本ちゃん「家族に2000万」金銭トラブルと、飛び降り未遂の過去の画像

 2月20日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!! お金で大災難3時間スペシャル』(テレビ朝日系)にお笑いタレントの坂本ちゃん(50)が“家族との金銭トラブルで独りぼっちになっちゃった先生”として出演。ブレイク後から現在に至るまでを赤裸々に語った。

 坂本ちゃんは2000年、『進ぬ!電波少年』(日本テレビ系)の、8ヶ月間勉強をして東京大学を受験する「電波少年的東大一直線」という企画でブレイク。2001年のテレビ出演本数は113本、最高月収は900万円と絶好調だった。

 しかし、その人気絶頂時に、「家族とお金に関して揉めに揉めて、結局2000万円渡しちゃったんです」という金銭トラブルが勃発していたことを告白。さらに、そのせいで家族と13年間絶縁状態になっていることを告白した。

 現在、坂本ちゃんは独身で、友人が経営している新宿ゴールデン街のバーで週1でアルバイトをし、風呂なしの家賃4万8000円の部屋に住んでいる。「芸人、タレントとして自分の実力がなかったせいで、仕事も激減。気がつけばもう50歳。唯一心が安らぐのは散歩です」と現在のわびしい生活を語った。

 坂本ちゃんはブレイク後、金銭的に余裕ができたため母に20万円の仕送りをした。するとその後、頻繁に金を無心する連絡がくるようになり、1年間で約600万円振り込んだ。海外ロケで3、4日家を留守にすると、留守電に40件のメッセージが入っていたこともあり、もうダメだと思って母の催促を無視した。すると今度は、弟から催促の連絡がくるようになった。坂本ちゃんはたび重なる金の無心に嫌気が差し「家族に対して憎しみの気持ちが湧いてしまいました」という。

 そうこうするうちに、仕事のほうも行きづまってしまい、「家族からのお金の催促、仕事でも結果が出せない。この2つのストレスで、どんどん追い込まれてしまった」という坂本ちゃんがとった行動は「気がつくとベランダから飛び降りようとしていた」というもの。当時住んでいた9階の部屋から飛び降りる寸前までいったことがあった、と打ち明けた。

 結局、トータルで2000万円ほど振り込んだ後に、坂本ちゃんは家族との絶縁を決意。2003年9月に電話番号を変え、引っ越し先の住所も知らせないまま、現在まで連絡をとっていないと語った。

 番組では坂本ちゃんに内緒で弟に取材。弟は、母が身内の借金を抱えたことにより、ヤミ金融に手を出してしまったことが原因だったと語り、坂本ちゃんに対して「兄には申し訳ないことをした」と謝罪し、母親がいつも坂本ちゃんを気にかけていると明かした。そのVTRを見た坂本ちゃんは号泣。「今までずっと会うのが怖かったんです。ホントあたしもう仕事もないし、貯金もないし。会ったときにまた“お金、お金”と言われたらどうしようって……」と涙ながらに言い、家族に対し「いつか会いたいな」と、切実な気持ちを吐露していた。

本日の新着記事を読む