石田純一「莫大な違約金」が、都知事選出馬辞退の理由だった!?の画像
石田純一「莫大な違約金」が、都知事選出馬辞退の理由だった!?の画像

 2月23日、『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京系)に俳優の石田純一(63)が出演。現在の近況について語った。

 90年代はトレンディ俳優として大人気だった石田。当時は稼ぎまくっていたが、3億5000万円で買ったマンションが、売るときにはバブル崩壊で6000万円になったり、3200万円出して買ったフェラーリが3回運転しただけで燃えてしまい、廃車になるなど、さんざんな目に遭ったという。

 そんな中、さらに石田を襲ったのが1996年の不倫騒動。有名な「不倫は文化」発言で、世間から反感を買ったが、実はこの発言は歪曲されていたのだという。石田は「(マスコミから)“不倫はとんでもないんじゃないですか?”って言われたから、“そう思うかもしれないけども、不倫から生まれる芸術もあるんだよ。文学だとか音楽だとかあるじゃない”って言ったら『何が悪い? 不倫は文化』ってタイトルで(記事が)出たんです」と、苦笑いしながら説明した。

 この報道のせいで、決まっていたドラマの仕事がキャンセルに、CMもすべて降板となり、収入は激減。石田はその頃の年収について「“不倫は文化”の頃で、年収3億円いってましたから」と語り、報道後は減ったが「それでも年収5000万円はありましたからね」と明かした。しかし、都民税や区民税など税金が合わせて1億円を超えていたため、税務署に頼んで8年ローンにしてもらったり、家賃が払えず大家に1か月待ってもらったことなど、大変だった日々を振り返った。

 さらに石田は、2016年の東京都知事選への出馬表明と、4日後の辞退についても言及。「その時点で(出馬のために芸能界を)やめれば、これくらいっていう損害が出る。それはOKだった。ただ、その先まで進めると、自分のじゃなくて奥さんの番組にまで損害が出る。皆さんのギャラから制作費まで(違約金を)払わなくちゃいけないとか、そういうのが出てきて、ちょっとあまりにも払い切れない額だったんですね」と語り、選挙に出馬すると公平を求められるため、テレビやCMには出演できなくなり、出演番組やCMの差し替えなど、十数社から莫大な違約金を請求されることが、出馬断念の理由だったことを明かした。

「世間で波紋を呼んだ石田純一の“都知事選出馬辞退騒動”ですが、自身の違約金が問題だったとは……。やはり何の準備もしていない、突然の決断だったのでしょう。結果的には辞退して正解でしたね」(スポーツ紙記者)――政治家には向かないタイプ!?

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