高梨沙羅「美と実力」でつかむ平昌五輪金メダルの画像
高梨沙羅「美と実力」でつかむ平昌五輪金メダルの画像

 韓国・平昌(ピョンチャン)で行われたノルディックスキーのW杯ジャンプ女子第18戦、高梨沙羅(20)が今季9勝目を挙げた。「これで通算53勝。男子のグレゴア・シュリーレンツァウアー(27=オーストラリア)に並ぶ歴代最多勝利数を記録しました。これはもう、日本スキー界において、史上最多7回の冬季五輪に出場した“レジェンド”葛西紀明にも負けない大記録ですよ。来年も楽しみです」(スポーツ紙記者)

 来年とは、もちろん、この日と同じジャンプ台で行われる平昌五輪のことだ。「この前日の第17戦では伊藤有希(22)に敗れ、2位で終わりましたが、そこで2季連続4度目のW杯総合優勝を決めています。今のところ敵なし。平昌の金メダルに一番近い選手といわれています」(前同)

 そんな高梨だが、別の部分でも注目を浴びている。「最近、CMなどで頻繁に見かけるようになりましたが、色っぽくなりました。ソチ五輪の頃のあどけない印象からは、見違えるほどです」(同)

 どう変わったのか? 「成長して顔が大人っぽくなったというのもあるんでしょうが、メイクが上手になりましたよね」(女性誌美容ライター)

 昨年春頃から、先輩などに教わって化粧をするようになったというが、確かにバッチリ決まっている。「ポイントは目と鼻。まず目は、アイプチやアイテープという二重まぶたを作るメイクを施し、さらに、その二重がクッキリ見えるようにアイシャドウやアイラインを引いてます。鼻は、鼻筋がスッと通って見えるようにハイライトを当てるメイクをしてます」(前同)

 美しくなって自信が持てたことが、今季の強さにもつながっているとしたら、まさに鬼に金棒。だが、一部ではこんな声も。「90年代のノルディック複合や、最近のフィギュアスケートに見られるように、冬季五輪の採点競技は、日本人が強すぎると国際ルールが変わる可能性があるんです。それだけが心配です」(スキー雑誌記者)

 たとえば、今のところ規定のない「体重」。152センチ、43キロという軽さは、高梨の強さの一因でもあるが、ここに制限をかけてくる可能性もあるという。「まあ、彼女の場合、それ以上にジャンプの技術が高いですから、問題ないと思いますけどね」(前同)

 14年のソチ五輪では、4位に終わった高梨。幾多の障壁を乗り越え、今度こそ金メダルを!

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