現役パチプロ・アンドレ「パチンコ事情」最前線!!
第42回 パチンコホール「激アツ情報」のありか
「明日は入替オープン!」のメールが届いたのでホールに突撃。すると『ジュースの自販機』が新しくなっていただけ……。まんまと釣られてしまったポンコツパチプロのアンドレです。
パチプロが勝つために重要視しているのは、昔から「釘読み」や「出玉を増やす技術」が中心です。しかし時代は常に移り変わるもので、今は「勝てる情報をいかに入手するか」が大事になってきています。たとえば、“ゾロ目の日”とか“ホール名にちなんだ語呂合わせの日”など、特定の日に「ホールがサービスする」という情報ですね。特に7月7日なんかは全国のパチンカーが一斉にソワソワしちゃいますよね。
ところが、現在はパチンコホールにおいて、「この日は勝てる!」「この機種で出します!」などとアオって営業をしてはいけないルールがあります。それを宣伝するのも当然ダメ。生鮮スーパーなら特売日、百貨店ならバーゲンがあるのに、パチンコホールではそれが許されていません。
でも現実には、勝たせようとする日や特定機種での還元サービスは明らかに存在しています。パチンコ店も商売なので、お客が集められるような営業をしないとライバル店との競争に勝てません。ただ、もし「明日は出すぞ!」とホールが考えても、それをお客さんに伝えない限り、その思惑は空振りに終わってしまいます。だからホールは、客にサービスする日をなんとか伝えようとするわけです。
今のホールは、昔ながらのDMハガキや折り込みチラシに加え、メール配信などで情報を告知しています。最近はLINEの友だち登録方式が急速に増えていますね。しかし、わしはこれらの情報はほとんど無視します。なぜなら誰でもカンタンに入手できるから。情報を得た時点で、同時に何百人、何千人も共有しているわけで、うまみは限りなく薄いのです。
さらに、もし「本気で出す」つもりであったとしても、それを露骨に書くとライバル店に知られて、組合や警察にチクられてしまう可能性がありますから、分かりやすい告知は期待できません。また、出す気が全然ないのにアオリ文句を並べるだけの、いわゆる「ガセイベント」も意外に多い。
じゃあ「ガチで勝てる情報」はどうやって収集すれば良いのか? 答えは灯台もと暗しで、“ホール店内”にあります。