稲垣吾郎の隣で、“『君の名は。』の夜空”を見上げた人物とはの画像
稲垣吾郎の隣で、“『君の名は。』の夜空”を見上げた人物とはの画像

 空前の大ヒットとなった新海誠監督の映画『君の名は。』。今なお人気をキープし、国内の歴代邦画興行収入ランキングでは、宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』に次ぐ2位となった。海外でも公開され、舞台となった土地を巡る“聖地巡礼”のため、日本を訪れる海外旅行者まで現れるなど、大きな話題となっている。

 そんな大人気映画に感銘を受けた一人が、元SMAPの稲垣吾郎だ。昨年12月8日と15日に放送された、稲垣のレギュラー番組『ゴロウデラックス』(TBS系)には、二週連続で新海監督がゲスト出演。番組では『君の名は。』の製作秘話が語られ、稲垣が映画のシーンのアテレコに挑戦する場面もあった。

 トークの中で、監督がこだわったシーンの一つとして挙げたのは、劇中の星空。これは、監督の出身地である長野の夜空がモチーフになっているという。監督は高校時代、好きだった子が友人と交際していることを知り、失恋。その夜に見た空と星がとても美しく、「こんな世界に囲まれているんだったら、フラれたぐらい、いいか」と思ったのだそうだ。そのイメージが映画の中の星空に反映されている。

 それを聞いた稲垣は「僕も長野の佐久平のほうによく行くんですけど」とコメント。すると、監督が通っていたのも、まさに佐久平の高校だったことが判明。稲垣は「中年のおじさんの友達」である“ヒロくん”が長野でゴルフ場を経営しており、そのためゴルフ好きの稲垣が佐久平へよく行くようになったのだそうだ。稲垣いわく「そこのクラブハウスの屋根の上から星空が見える」のだという。新海監督が「その方と二人で星空を見上げてるんですか」と聞くと、稲垣は「見上げてますね」と笑顔で答えていた。

 新海誠監督の甘酸っぱい思い出の中の星空と、稲垣吾郎がおじさんと見上げている星空が、実は同じだったということが明らかになった瞬間だった。

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