前川清「宇多田ヒカルの義父」になる可能性も!? 藤圭子への想いを吐露の画像
前川清「宇多田ヒカルの義父」になる可能性も!? 藤圭子への想いを吐露の画像

 3月11日放送の『サワコの朝』(TBS系)に歌手の前川清(68)が出演し、元妻の故藤圭子について語った。

 前川は「内山田洋とクール・ファイブ」時代の『長崎は今日も雨だった』『東京砂漠』『そして、神戸』や、ソロの『男と女の破片』など、数々のヒット曲を持つ昭和歌謡を代表する存在。はじめは歌についていろいろ聞いていた阿川佐和子(63)だったが、番組後半に「古い話を蒸し返すのも何なんですけど……」と前川に切り込んだのが、元妻の藤圭子のことだった。

 阿川が「藤圭子さんと結婚なさったときはね、お客さんにこびない二人は気が合う、っていうふうな感じがあったんですけど。私、もうちょっと長いと思ったら、たった1年だけしか結婚生活が?」と質問すると、前川が「たった1年でしたね」と返答。さらに「あのときはですね、おつきあいさせていただいて、あの、非常にその、愛してる愛してないとか、そういう……。まあ、好きだっていう部分はもちろんありましたけど、その……隠れて会うのが面倒くさいってのがあったんですね。だったら面倒くさい、一緒になろうかと」と結婚に踏み切った理由を明かした。

 1971年に結婚した前川と藤。スター同士の結婚ゆえ、世間的に大注目された二人だったが、本人たちとしては「結婚式は挙げず、ただ籍だけ入れようとした」とのこと。しかしテレビ局や事務所とのしがらみもあり「そういうもの(結婚式)をやってくれって。そこら辺からまずおかしくなりましたね」と前川は当時の心情を吐露。

 前川は、自身や藤が素朴だったゆえに世間からの注目に違和感を感じ、心が追いつかずに自分を見失った部分があった、と回想。別れた理由については「なんか結婚というものを、僕の想像と、彼女の想像というのがたぶん違った……んじゃないでしょうか」「だから、喧嘩も何もないんですよ。だけど、どういうわけか“別れたほうが良いよね”って」と、仲が破綻して離れたわけではないことを明かした。それゆえ、今でも藤に対しては「今でもヘタすると一緒になれるんじゃないか。もし、生きてらっしゃったら。僕も結婚してなかったら。また一緒になってるんじゃないのかな」と特別な思いがあることを明かした。

「二人の結婚と離婚は芸能界に衝撃を与えましたが、今でも、相手を愛情持って語れるというのは素晴らしいことですよね。前川さんの器の大きさと、藤さんの魅力が伝わるいい話だと思いました」(芸能誌記者)――まさに昭和歌謡の名曲『別れても好きな人』を地でいくカップル!?

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