「カップそばorうどん+歌舞伎揚+温玉」は、国民的菓子の「歌舞伎揚」を生かしたメニューである。歌舞伎揚を浮かべて出汁に浸せば、あまじょっぱさが最高に絶妙な具材に早変わり。しかも、お腹も膨らむ一石二鳥ぶりなのだ。温泉玉子を絡めれば、旨みはさらにアップする。ぜひとも試してほしい。

「カップそばorうどん+仙台麩+揚げ玉」も満腹感を手軽に得られる。最近では全国のスーパーでも比較的置かれるようになった仙台麩と天かすを浮かべるのだ。いつものカップそば&うどんが、ワンランク、レベルアップしたかのような錯覚を得られる。

「カップうどん混ぜそば」は、現在、人気上昇中の混ぜそばをイメージしたレシピ。カップうどんのお湯を注いで一定時間置いたら、カップ焼きそばよろしく湯をすべて捨てる。そこに、付属する出汁やスープを半分程度かけてよく混ぜ、生卵を落としたら、お好みで、魚粉、にんにくなどを加えればいい。 期間限定で混ぜそばのカップ麺が販売されることがあるが、これなら通年、楽しむことができる。

 さらに、カップ焼きそばのオススメ4レシピも一気に公開しよう。何よりも、とにかくオススメなのが「カップ焼きそば+キムチ+納豆」。キムチ納豆は食べ尽くされた組み合わせなれど、本当は、このために生まれたのではないかと思えるほどだ。納豆もキムチもコンビニで売っていて、2つ買っても200円前後という安さ。これを試さない手はない。

「カップ焼きそば+塩辛+マヨネーズ」は、塩辛とマヨネーズを足すことで、まろやかな魚介風味の焼きそばを手軽に実現。最近では、多くのコンビニで塩辛を販売している。

「カップ焼きそば+かつお節+クリームチーズ」は、和と洋がミックスされた焼きそばで、このままで十分美味しいが、さらにお好みで醤油をかけるのもいいだろう。

「タイ風カップ焼きそば」は、日本人にも人気のタイ料理、パッタイをイメージした焼きそばだ。レモン汁とピーナッツを粗目に砕いたものを混ぜ合わせるだけ。もし、ナンプラーがあれば、それをかけることでさらにパッタイの風味に近づけることができる。

 以上が、本誌が発見した衝撃のちょい足しレシピ集だ。今回取り上げた以外にも、カップ麺は無限の可能性を秘めている。読者の皆さんも、ただ食べるのではなく、開拓スピリットを持って召し上がってほしい!

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