中居正広に「誘いを8回断られた」Kis-My-Ft2北山宏光の画像
中居正広に「誘いを8回断られた」Kis-My-Ft2北山宏光の画像

 マネージャーが同じだったということもあり、解散したSMAPと共演が多かったKis-My-Ft2。キスマイの七人は、SMAPの背中を見て育ったと言っても過言ではない。

 北山宏光がもっとも影響を受けたのは、中居正広だといわれている。北山は自他ともに認める“バラエティ担当”。グループ最年長でもあり、番組を仕切るスキルを求められることが多かった。そんなとき、お手本ともいうべき存在の中居が近くにいたわけだ。

 2011年にキスマイがデビューしたとき、最初に出演したバラエティ番組を仕切っていたのが中居だった。それ以来北山は、目標とする先輩として中居を慕い、何度も食事に誘うが「なんで俺がおまえと行くんだよ」と8回も断られた。断られると落ち込んだが、北山はそれでも諦めなかった。そして数年後にようやく、そのチャンスを手に入れたという。

「飯、行こうぜ」と中居に誘われて行った食事の席には、中居以外にヒロミもいた。中居は「コイツ、バラエティがやりたいみたいなんで教えてやってくださいよ」と、ヒロミに北山のことを話してくれたという。そのとき、北山が二人から受けたアドバイスは、「MCは台本通りにベースを作ってから味つけをする」ということだった。それ以外にも、中居からは「キャスティングされたメンバーの中で、必要のない人は一人もいない」「しゃべっていない人も、それはそれで役割」「だから、バラエティってみんなで作るんだよ」と教えられた。北山は、それからというもの、先輩からの言葉などを書き留めるようになったそうだ。

 キスマイのデビューから3年後の2014年。SMAPが初めて5人で総合司会を務めた『武器はテレビ。SMAP×FNS 27時間テレビ』(フジテレビ系)が放送された。この中にキスマイのレギュラー番組『キスマイBUSAIKU!?』をベースとした、『スマップBUSAIKU!?』というコーナーがあった。キスマイが中心となる企画ではあったが、『27時間テレビ』はSMAPが総合司会だったため、中居がMCを務める予定だったという。

 しかし、中居は「これ、ふだん北山が(MCを)やってるから、北山にやらしてあげたほうがいいよ」とスタッフへ推薦。結果、北山がMCを担当することになった。生放送でMCを務めるのが初めてだった北山は、3日前ぐらいから眠れなかったそうだ。放送中も緊張しきっていたが、中居はCM中にアドバイスをするなど、ずっと北山をサポートしてくれたらしい。

 SMAP解散後も変わらぬ活躍を続ける中居正広。北山宏光はこれからもその背中を追い続け、さらなる成長を見せてくれることだろう。

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