G1シーズン到来! 春競馬データで読み解く「勝てる騎手」

 万馬券を一発当てて、豪勢な“晩酌タイム”。そんな我々庶民の夢をアシストしてくれる乗り手はこの男!

 競馬も、いよいよ本格化。競馬は馬8割、騎手2割といわれるが、近年の外国人トップ騎手の騎乗を見れば、2割どころじゃないぞと思っている方も多いのではないだろうか。そこで、本誌はデータに基づき、勝てる騎手を厳選。今春、ガッポリ稼がせてくれる騎手を紹介していこう。

 まずは単純に、今年に入ってから、3月5日終了時点までの騎手リーディングを見ていきたい。実は、昨年と違った大きな変動が現れているのだ。「どちらかと言えば、大舞台でこそ強いというイメージのミルコ・デムーロがコンスタントに勝ち星を重ね、現時点で唯一30勝以上を挙げてトップに立っています。昨年、リーディングを争ったクリストフ・ルメールと、戸崎圭太が4、5位と出遅れました。2位には09年のリーディング・内田博幸、3位に田辺裕信と続いています」(競馬ライター)

 昨年3位の川田将雅と、5位の福永祐一が、それぞれ負傷で戦線を離脱していたことも影響しているのだろうが、快調に勝ち星を重ねているデムーロとウチパクの好調の理由を、競馬に詳しいフリーライターの土屋正光氏はこう解説する。

「デムーロはもともと、自身のリズムが合う、合わないで、成績に波がありました。今年も一時、リズムが悪かったときがありましたが、それを長引かせなかった。今年は、このリカバリーがうまくいってるようで、一年通じての活躍が期待できそう。重賞の固め撃ちも何度かあると思います」

 ウチパクはリーディングの後、ケガの影響や同じ大井競馬出身の戸崎の台頭もあって、しばらく勝率も10%を割り込むシーズンが続いていた。「それが昨年後半ぐらいから、最盛期に戻ったかのような騎乗ぶりを見せています。今年のここまでの勝率は15%超えですからね。田辺は、もともと玄人受けする騎乗で注目されていましたが、今年は馬の質もさらに上がって、それに伴い、成績も上がってきていますね」(前同)

 しかし、リーディング上位常連の騎手の馬券を買っても、うまみは少ない。狙いたいのは、一攫千金を手にすることができる穴馬券。そこで、本誌はリーディング常連の中でも特に、ずぬけた成績を残すデムーロ、ルメールが勝ちづらいパターンをデータで算出した。

 まず、デムーロ、ルメールの成績から見てみよう。昨年、中央競馬で行われた全127レースの平地重賞のうち、2人でなんと26勝。デムーロが66戦13勝、ルメールが72戦13勝という驚異の成績を残している。

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