松本人志「センスがない」茂木健一郎の反省コメントを一蹴の画像
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 3月19日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、ダウンタウンの松本人志(53)が、日本のお笑い芸人を批判した脳科学者の茂木健一郎氏(54)について言及。茂木氏には「センスがない」とバッサリ切り捨て、司会を務めるお笑いタレントの東野幸治(49)らを苦笑いさせる場面が見られた。

 この日の番組では、茂木氏が政治風刺をする米国のコメディアンと日本のお笑い芸人を比較し、「日本のお笑い芸人たちは、上下関係や空気を読んだ笑いに終始し、権力者に批評の目を向けた笑いは皆無。後者が支配する地上波テレビはオワコン」とツイッターで批判した内容が取り上げられた。茂木氏のツイートには、爆笑問題の太田光(51)やウーマンラッシュアワーの村本大輔(36)などから反発の声が相次いでいるが、コメンテーターとして出演した博多華丸・大吉の博多大吉(46)も「政治を風刺をする笑いの限界を、なんとなく分かってますから。やったって、そんなたいした笑いを取れない。そういうことを考えて僕は芸人をやっているんですよ」と反論。続けて「茂木さんは遠回しに、僕のことを言っているのかな」とコメントし、出演者たちからは笑いが起きていた。

 そして松本は「僕はこのニュースを見たときに全然、腹が立たなかったんですよ。なんでかと思ったら、茂木さんが全然、面白くないからなんですね。笑いのセンスがまったくないから、この人に言われても刺さらない」と一蹴。政治風刺についても「笑いの取り方としては、一番簡単なことで、誰でもできるんですけど、日本の芸人はやらないだけ」と持論を展開した。

 その後、茂木氏が騒動後にインターネットの番組で「俺も反省している。素人のくせに口出すんじゃなかった」と自身のツイートを後悔していると語ったことを、東野が伝えると、松本は「全然おもろないやろ。脳科学的にセンスがない」とコメントし、東野らを苦笑いさせた。松本はさらに「茂木さん自体は嫌いじゃない。ただ、センスがない」と重ねて「センスがない」を強調。東野から「もういいです」と、止められていた。

「おもだったお笑いタレントから猛反論を受けた茂木さんのツイートですが、結果的にお笑いタレントたちが、笑いについてどう考えているのかが聞けて、興味深かったですね。トークの最後には東野さんが茂木さんに出演を呼びかけていましたが、ぜひ松本さんと、お笑いについて語り合ってほしいですね」(お笑いライター)――ぜひ実現を!

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