木村拓哉が、『A LIFE~愛しき人』最終回でファンに大絶賛された理由の画像
木村拓哉が、『A LIFE~愛しき人』最終回でファンに大絶賛された理由の画像

 木村拓哉(44)主演のドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)の最終話が3月19日に放送され、平均視聴率16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高い数字を記録。有終の美を飾る形となった。木村にとってSMAP解散以降、初の主演作ということで放送前から注目が集まっていたが、最終話を見たファンから「キムタクの新境地」と高評価が寄せられている。

 最終話では深冬(竹内結子/36)が自分の患っている脳腫瘍の手術を、元恋人の沖田(木村)に依頼。このことに、深冬の夫で脳神経外科医の壇上(浅野忠信/43)は激怒し、病院から姿を消してしまう。しかし腫瘍の状態は想定されていたものよりもひどく、手術は一時中断。沖田は脳神経の専門家である壇上の力を借りようと探し出し、ともに手術を行う。そして手術は成功。壇上がいなくなったと思っていた深冬は、麻酔から目を覚ますと、そばにいる夫を涙ながらに「おかえり」と迎え入れる。

 ドラマが始まった当初は、視聴者から「キムタクが元恋人のヒロインと結ばれるはず」といった予想が多数上がっていた。しかし、結果として木村は恋愛劇のメインとはならず、最終話では「あいつ(壇上)は誰よりも深冬のこと大切に思ってるから」と友人の恋を引き立てた。

 木村の出演作には珍しい今回のストーリー展開は、ファンに大好評のようだ。「切ないけどこういう役も似合う」「恋の戦いで引き下がる木村くん、むちゃくちゃいい味出してる」「主役だけじゃなく、脇役でもいい演技しそう」「キムタクの新境地なんじゃないか?」といった称賛コメントが放送後のSNSに続出した。

「木村は、『A LIFE』で昔の恋人役を演じた竹内結子と、2004年放送の『プライド』(フジテレビ系)でも共演していて、そのときは両思いの最終回を迎えています。“キムタク”といえばヒロインと結ばれるラブストーリーに出演しているイメージが強いので、どうしてもハッピーエンドを予想してしまいますから、今回の役柄はいい意味で裏切られましたね」(テレビ誌ライター)

 木村拓哉は、4月29日公開の映画『無限の住人』で、不死身の人斬り剣士として血まみれの演技を披露する。今後もこれまでの木村のイメージになかったような、さまざまな役柄を見せてくれそうだ。

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