香取慎吾「V6井ノ原快彦の地元」でボコボコにされた過去の画像
香取慎吾「V6井ノ原快彦の地元」でボコボコにされた過去の画像

 ついに40代を迎えたベテランジャニーズといえば、香取慎吾、TOKIO松岡昌宏、V6井ノ原快彦の三人だ。早生まれの香取と松岡は、今年1月で40歳になり、仲良く三人そろって四十路に突入した。

 三人はジャニーズJr.だった頃、歳が同じだったため、よく一緒に遊んでいたという。しかし、SMAPは1991年、TOKIOは94年、V6は95年にデビューし、それぞれが一気に人気が出て多忙になり、以降プライベートで会う機会は減ってしまったようだ。

 香取がジャニーズ事務所に入所したのは小学生の頃。当時は最年少だったため、後から同じ歳の井ノ原、松岡が入所してきて、三人は仲良くなったらしい。香取と井ノ原が松岡の実家に遊びに行ったこともあるそうだ。

 あるとき、香取が井ノ原とともに、井ノ原の実家に向かっていると、道路にバイクがたくさん止まっており、ヤンキーたちがたむろしていた。香取はトラブルを恐れて「イノッチ、これ、まずいんじゃない。どっか回って他(の道)から行ったほうがいいんじゃない」と言ったが、井ノ原は「大丈夫。知り合いだから」と返した。香取は「絶対やべーな」と思っていたが、井ノ原は「ちょっと待ってて」と、香取をその場に残し、彼らのほうに向かっていったという。

 夜だったのではっきりとは見えないが、井ノ原は、集団の一番奥にいたリーダー的な人と話していたようだ。香取が「ああ、本当に知り合いなんだ」と思って見ていたところ、だんだんと様子がおかしくなり、最終的に井ノ原はその人物に髪をつかまれてしまった。

 香取は「これはどうしよう。逃げるのか俺は」と自問自答したが、しかたがないのでそこに入っていき、「すいません。大丈夫?」と止めようとした。すると、周りのヤンキーたちが「あ! SMAPじゃねぇの?」「夢MORI見てるよ」と盛り上がり、香取いわく「ちょっといい雰囲気」になったそうだ。当時、SMAPは『夢がMORIMORI』(フジテレビ系)に出演しており、番組内でやっていた『おそ松くん』のパロディ「音松くん」というキャラクターが人気だった。その中で、“緑松(みどまつ)”にふんしていた香取は、ここでも「緑松じゃん!」と言われ、そこにいた女の子たちから「キャーッ」という歓声とともに取り囲まれた。

「これは助かった」と思い、調子に乗った香取は、緑松のキメゼリフ「エコロジー!」を大声で叫んだ。するとその瞬間「おめぇ、ナメてんのか!」と胸ぐらをつかまれ、ボコボコにされてしまったという。

 若き日の苦い記憶も、40代になった香取慎吾にとっては懐かしい思い出かもしれない。

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