『おかあさんといっしょ』だいすけお兄さん「涙の数を数えるからさ」いよいよ卒業の画像
『おかあさんといっしょ』だいすけお兄さん「涙の数を数えるからさ」いよいよ卒業の画像

 NHKの子ども番組『おかあさんといっしょ』の“うたのお兄さん”横山だいすけ(33)の卒業の日がいよいよ迫っている。

 今月30日での番組卒業にともない、15日の放送では一足早く人気コーナー「かぞえてんぐ」が最終回を迎えた。「かぞえてんぐ」とは、だいすけお兄さんが数を数えるのが大好きな“てんぐ”にふんし、『おかあさんといっしょ』のキャラクター・チョロミーと一緒にさまざまなものを数えるというコーナー。だいすけお兄さんが番組を離れるため、最終回では、かぞえてんぐが世界中の物を数えるための旅に出ると説明された。

 最終回ではチョロミーとともにハンカチの数を数えたかぞえてんぐ。いつもは数え終わると、てんぐの鼻から数えたものにまつわる何かが飛び出すが、この日鼻から出たのは、最終回らしく「ありがとう」と書かれたメッセージ。

 コーナーの最後で、チョロミーから「てんぐさんと一緒に数えられたから、数を数えるのが好きになった」と言われたかぞえてんぐは、「涙が出るじゃないか」とポツリ。そしてチョロミーがハンカチを渡そうとすると、「ハンカチはいらないぞ! 涙の数を数えるからさ」と“らしいセリフ”で締めくくった。

 番組を長い間見てきた視聴者からすれば、感動的な最終回となったが、変顔を得意とするだいすけお兄さんだけあって、最後まで「笑い」を忘れなかった。「かぞえて~んぐ!」というおなじみの決めゼリフとともに一度は去ったかぞえてんぐだったが、床に落としてしまったウチワを拾いに、カメラ目線で再度フレームイン。これには共演している“うたのお姉さん”小野あつこたちも大笑い。ツイッターでも「さすがだいすけお兄さん! 最後まで笑わせてくれる」「出かかってた涙が一気に引いた」「最後の最後に笑いの神が舞い降りた!」といった声が多く上がっていた。

「だいすけお兄さんは、高校生の頃からうたのお兄さんに憧れていたらしく、雑誌のインタビューでは“自宅の部屋に、どうしたらうたのお兄さんになれるか、と書いた紙を貼っていた”と語っています。彼は劇団四季出身で歌唱力も踊りもバツグンなんですが、それ以上に、子どもも大人も笑わせる芸達者な三枚目ぶりが魅力的でしたね」(育児系ライター)

 子どもたちだけでなく、パパやママからも長年愛されてきた横山だいすけお兄さん。『おかあさんといっしょ』を卒業した後も、子どもや大人を楽しませてほしいものだ。

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