イケメン力士・遠藤(26=追手風)や“角界のマツコ・デラックス”の異名を取る宝富士(30=伊勢ヶ濱)にも期待がかかるが、「遠藤は2年前の春場所で負った左膝半月板損傷、左膝前十字靱帯損傷の大ケガが尾を引いています。本来の力を発揮できていれば、とっくに三役にいてもおかしくないんですが……。宝富士も地力のある力士なので関脇復帰、さらに大関昇進を目指してほしいですね」(相撲専門誌記者)

 小兵ながらアクロバティックな相撲で小よく大を制す宇良(24=木瀬)や、体は小さいが、けれん味のない相撲で人気の石浦(27=宮城野)も注目の存在だ。「宇良は体が柔らかく、当たりも強い。相撲自体は正統派なので、この先が楽しみです」(三宅氏)

 一方、昨年、綱取りに挑んだ琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)は、まさかの関脇陥落。同じく綱取りに失敗した大関・豪栄道(30=境川)は、今場所6日目から休場。夏場所で5回目のカド番を迎えることになった。「琴奨菊も豪栄道も、いいときのほうが少ないんだから話になりません。綱取りは厳しいでしょうね」(同)

 こう見てくると、次の横綱の大本命は高安ということか。大関昇進がかかった夏場所に注目しよう!

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