V6は期間限定ユニット? メンバーが半信半疑だったワケの画像
V6は期間限定ユニット? メンバーが半信半疑だったワケの画像

 今年11月でデビュー22周年を迎えるV6。1995年にデビューしたときは、満を持してのデビューといわれた。年長組「20th Century」の坂本昌行、長野博、井ノ原快彦は、ジャニーズJr.としてのキャリアも長く、デビューまでには苦労の日々があった。坂本と長野にいたっては、それまで何度もデビューのチャンスを逃しては、悔し涙を飲んでいた。

 もっとも年少組「Coming Century」の森田剛と三宅健は“剛健コンビ”と呼ばれ、先輩のバックダンサーだった頃から大人気。岡田准一は、最年少かつキャリア最短でメンバー入りしたため、デビューもあっという間だった。

 デビューしたにもかかわらず、当時メンバーたちは、グループは限定的なもので長く続くとは思っていなかったそうだ。16歳でデビューした三宅は、「20歳までに解散しているだろう」と思っていたという。

 当時ジャニーズでは、Jリーグ発足に合わせて結成された「J-Eleven」のように、限定的なユニットが結成されては解散していた。V6は、「バレーボールワールドカップ」のイメージキャラクターとしてデビューしたため、メンバーたちは大会限定ユニットだと思っていたようだ。

 ところが、デビュー後2枚目のシングルをリリース。続けて3枚目のシングル『BEAT YOUR HEART』が発売された頃、ようやく「あれ? これもしかしてこのままいっちゃうのかなぁ」と思うようになった。4枚目、5枚目と出していく中でもどこか半信半疑で、デビューから5年がたっても「あれ、5年たったなぁ」という程度で、お祝いもしなかったという。

 最初の3年は忙しすぎて、カミセンの三人は「ほとんど記憶がない」ぐらいだという。一日に雑誌だけで20誌近くの撮影が入ったこともあり、なんの撮影なのかもよく分からないまま、洋服だけ着替えさせられ、写真を撮られていたそうだ。そして、デビュー10周年ぐらいで、ようやくメンバーたちは「これ、長くやっていくやつじゃない?」と思うようになったというから面白い。

 当初メンバーですら半信半疑で活動していたV6も、22周年を迎えようとしている。これからも末永く活動を続けていってほしいものだ。

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