向井理が序盤で退場!? 特番ドラマ『そして誰もいなくなった』の“贅沢さ”が話題にの画像
向井理が序盤で退場!? 特番ドラマ『そして誰もいなくなった』の“贅沢さ”が話題にの画像

 2夜連続ドラマスペシャル『そして誰もいなくなった』(テレビ朝日系)が、3月25日と26日に放送された。このドラマには、主演の仲間由紀恵(37)をはじめ、向井理(35)、柳葉敏郎(56)、沢村一樹(49)、大地真央(61)、余貴美子(60)、國村隼(61)、橋爪功(75)、津川雅彦(77)といった実力派が集結。放送前から豪華俳優陣の共演に注目が集まっていたが、放送後には「役者の使い方が贅沢すぎる」という感想が続出した。

 同ドラマは、アガサ・クリスティの同名ミステリー小説を日本で初めて映像化した作品。孤島に立つ「自然の島ホテル」に呼び寄せられた10人の招待客が、次々に殺されていくという物語だ。

 豪華キャストが集うこのドラマで、視聴者が特に驚いたのは向井理の役どころのようだ。向井は人気ミステリー作家の五明卓役として出演。物語の冒頭には10人を招待した人物を推理するなど、事件を解く中心的役割を果たすような印象を与えていた。しかしその後、五明は「乾杯!」と言って酒を飲み干したとたん、急に体に異変をきたしてそのまま死亡してしまう。

 ちなみに、五明は物語の最初の犠牲者で、これはドラマ序盤の出来事。向井演じる五明があっさりと死んでしまったことに、視聴者は大きな衝撃を受けたようだ。放送中からネットには「向井理が早々に退場しちゃった……」「てっきり向井は準主役くらいの立ち位置かと思ってた!」といったコメントが続出。中には「最初に死んだ向井が真犯人では?」と予想する人もいたが、結局この後五明が再登場することはなかった。

「今作の監督を務めた和泉聖治氏(70)は、以前にも人気ドラマの『相棒』で、重要なキャラクターを容赦なく物語から退場させて話題となりました。彼が監督を務めた映画『相棒 劇場版2』で、ドラマ版のシーズン1から登場している小野田官房室長(岸部一徳/70)を殺してしまったんですね。ファンには衝撃を与えましたが、こういった予想を裏切る大胆な演出は高く評価されています」(芸能誌ライター)

 3月14日に多臓器不全のため亡くなった渡瀬恒彦さん(享年72)の遺作ともなった、特別ドラマ『そして誰もいなくなった』。25日と26日の放送で、それぞれ15.7%、13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高い視聴率を獲得している。同ドラマの記者会見で、向井理は「ある意味とても重要な役を仰せつかったと思っています」とコメントしていたが、彼の出演シーンは大成功となったようだ。

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