ゆりやんレトリィバァ「私の負け」ブルゾンちえみとのライバル関係を語るの画像
ゆりやんレトリィバァ「私の負け」ブルゾンちえみとのライバル関係を語るの画像

 3月27日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007 合体SP』に人気上昇中の女性お笑いタレント、ゆりやんレトリィバァ(26)が出演。ライバル視していた女性お笑いタレント、ブルゾンちえみ(26)への嫉妬や賞レースへの不安などを語った。

 ゆりやんには今年2つの目標があった。それはともに2月に行われた『NHK上方漫才コンテスト』と『R-1ぐらんぷり』(フジテレビ系)の優勝という2冠達成だった。ゆりやんは『NHK上方漫才コンテスト』では47年の歴史上初となる、ピン芸人の優勝という快挙を成し遂げ、『R-1ぐらんぷり』でも優勝できたら、前人未到の大偉業となるはずだった。

 2冠達成へのプレッシャーゆえ、『R-1』の当日までは、情緒が不安定だったゆりやん。ライブで『R-1』用のネタを試してお客さんの反応を確かめ、悩みながら本番に向けてネタの調整をする姿が映し出されていた。

『R-1』本番当日の密着インタビューでは、決勝出場者の中でもっともライバル視していたブルゾンちえみのことで頭がいっぱい。「リハーサル見たくないですもんね、ブルゾンちえみちゃんの。一回番組で一緒になったときに、壁挟んでも爆笑が聞こえてきたんです」と深刻な顔で語るなど、そうとうナーバスな状態だったことが伝わってきた。

 しかし結果は、同じブロックでジブリネタを披露した、石出奈々子(32)に敗れ、初戦敗退となってしまった。ネタの直後は舞台袖で落ち込んでいたと言い、帰りのタクシー内では番組の取材に対し「自分の出番が終わって、あんまりウケへんかったなと思って。後で次、石出奈々子さんがウケてて、めちゃめちゃ時間が長く感じましたね」「負けたって思いました」と率直な心情を吐露するシーンもあった。しかし、携帯には100通以上の励ましのメールが来ており、周囲の支えを再確認する様子も映し出された。

 ゆりやんは『R-1』からしばらくたって、同じく苦い思いをした同い年のブルゾンちえみに「ブルちえのおかげでまたがんばれたわ、ありがとう。来年こそ決勝で会いたいね」とメールを送信。数日後、ブルゾンちえみから長文の返信が来て、そこにはゆりやんへの尊敬や感謝の言葉が熱くつづられていたという。ゆりやんはそんなブルゾンちえみのメールを読み、「私は勝手に今までライバル視してたんですけど、恥ずかしなってきました」「悔しいけど、私の負けです」と苦笑いを浮かべた。

「今、勢いのある女性お笑いタレント二人の緊張感のある熱いライバル関係は、見応えがありましたね。今後も互いに切磋琢磨し、お笑い界をリードしてほしいですね」(お笑いライター)――未来ある若者に、エール!

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