4月4日放送の『チマタの噺』(テレビ東京系)に、俳優の要潤(36)が出演。三度も引っ越しをした意外な理由を明かし、落語家の笑福亭鶴瓶(65)を驚かせる場面が見られた。
この日、スタッフが街の日常をロケしたVTRが流れ、カエルの専門店が紹介されると、要は「世界で一番カエルが嫌いなんですよ」と告白し、これを聞いた鶴瓶も「俺もやねん」と笑いながら同意した。要はカエル嫌いになった理由について、小学生のときに友人が捕まえたカエルのお腹を押したところ、「口からハエが1匹ボーン出てきてたんですよ。こいつ本当にハエ食べてるんだと。主食はハエかと。それでもうダメになったんですよ」と説明。これを聞いていた鶴瓶も、思わず顔をしかめていた。
さらに要は東京に引っ越してきてから、カエルに遭遇したために、3回引っ越しをしたと告白。引っ越しの理由がカエルだったと聞いた鶴瓶は、さすがに驚いていた。要とカエルとの1回目の遭遇は、マンションのベランダ。そのときの様子を「すがすがしい朝を迎えようとカーテンをサッと開けたら、何か目線に入ってくる。“何これ?”って見たら、こっち向いてて。なんか“おはよう”みたいな。“来たで”みたいな。“うわー!”ってなってカーテン閉めて」と話し、すぐに引っ越したのだという。
2回目はカエルが出ないだろうと、代官山に引っ越したのだが、そこでも遭遇。雨の日に家へ帰る途中、靴に絡むものがあり、木の葉なのかと思いきや「パッて見たら、大きなカエルで、裏返って“助けて”みたいな感じで。で、“うわー!!”ってなって。そこの道、絶対に通らなきゃ帰れないんですよ。毎日そこ通るんでね。だから引っ越しました」と淡々と明かした。
3回目は、今度こそカエルはいないだろうと、高層マンションに引っ越した。しかし建物の3階にあった中庭に行くため、ドアを開けたところ、「“バサッ”って。誰もいないはずの中庭に“バサッ”て音がして。もう後ろ姿で(カエルが)見えるわけですよ。頭隠して尻隠さずってまさにこのことで……それで引っ越しました」と引っ越しの経緯を語り、鶴瓶を笑わせていた。
「この日の放送では、端正な顔でおかしなエピソードを語る要に、鶴瓶も笑いっぱなしでした。関西出身で3枚目の演技にも定評がありますし、笑いのセンスはかなり高いものがあります。バラエティ番組で活躍する姿を、もっと見てみたいですね」(構成作家)――イケメンで面白い。天は二物を与えた!?