りゅうちぇる「全部カットされた」幻のテレビ初出演秘話の画像
りゅうちぇる「全部カットされた」幻のテレビ初出演秘話の画像

 4月5日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)にタレントのりゅうちぇる(21)が、妻でモデルのぺこ(21)と出演。出演部分がすべてカットされた、“幻のテレビ初出演”について語る場面が見られた。

 この日の番組は「TVの人気者大集合2時間SP!」と題し、りゅうちぇるとぺこが二人の出会いや、結婚に関するエピソードなどを語った。その中で、りゅうちぇるは『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)でテレビ初出演を果たす予定だったのだが、放送では出演部分がすべてカットされていたと告白。ロケ収録では二人が同棲する様子を撮影していたにもかかわらず、ぺこによれば、「完全にりゅうちぇるはいないことになっていた」のだという。

 りゅうちぇるは『解決!ナイナイアンサー』の放送前に、SNSで「ぺこりんと二人で出演するので、ぜひ見てください」と告知をし、放送当日を楽しみにしていたが、いざ放送が始まってもまったく自分は映らなかった。結局、最後まで一度も登場することなく番組が終了してしまい、りゅうちぇるは悲しみのあまり、「ブワーッて泣いちゃって、ぺこりんの前で初めて泣いた」のだという。

 その後、スタジオで当時放送されなかった映像が紹介されたのだが、そこに映っていたのは、今と比べて低いトーンで話すりゅうちぇるの姿だった。りゅうちぇるによると、素で話していたところ、「ぺこちゃんの彼氏はオカマじゃない?」「ちょっとヤバくない?」と騒がれた時期があったため、ぺこのモデルとしての活動に悪い影響を与えないよう、ツイッターのプロフィールに「実は僕、昔ヤンキーでした」と嘘を書き込むなど、男らしくふるまっていた。自分の映像がカットされたのは、収録のときにそれまでの評判とは違う、男らしい態度をとったためだと分かっていたのだが、自分ではどうしようもなかったという。

 そんな自分のキャラに思い悩んでいたりゅうちぇるに、ぺこは「私が好きになったりゅうちぇるは、こんなりゅうちぇるじゃないよ。ありのままの自分を出したほうがいいよ」とアドバイスを与え、りゅうちぇるはその数日後に行われた『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)の収録で素の自分を全開にした。するとそれが評判になり、現在の活躍につながっていったのだという。

 りゅうちぇるはその当時について、「いろんな人が見ているから、自分を表現するのはすごく恥ずかしいけど、あんな思いだけはしたくなかった。カットされた悔しさが上回ってたから」と、素の自分を出した『行列のできる法律相談所』の収録を、感慨深げに振り返っていた。

「りゅうちぇるはこのテレビ初出演をきっかけに大ブレイクを果たしました。2015年は数えるほどだった番組出演が、16年には300本近くにまで急上昇し、昨年末に結婚したことで、さらに勢いを増していますね。最近はまじめな一面も出してきていますが、やはりりゅうちぇるの魅力はぶっ飛んだキャラ。これからも初心を忘れずに頑張ってほしいですね」(放送作家)――“ちぇるちぇるビーム”で突き進め!

本日の新着記事を読む