たこ焼き型に自動発光!? ジャニーズのスゴすぎる「ペンライト」事情の画像
たこ焼き型に自動発光!? ジャニーズのスゴすぎる「ペンライト」事情の画像

 ジャニーズアイドルのライブに欠かせないグッズといえば、「うちわ」だろう。ファンの間では、担当(好きなメンバー)の名前を入れ、うちわを手作りするのは、もはや常識。うちわには「投げキスして」「指さして」「結婚して」など、“強め”のメッセージが書かれていることも珍しくない。

 関ジャニ∞丸山隆平は、以前“鮭好き”を明かしたことがあるが、それ以降コンサート会場には、魚の形をしたものやイラストを描いたものなど、“鮭”モチーフのうちわがあふれた。またA.B.C-Z河合郁人が馬に似ているということをネタにし始めると、“馬”のうちわが増えた。他にも、Hey!Say!JUMP伊野尾慧が、嵐とテレビで共演した際、嵐メンバーから「飯尾!」と呼ばれ、「伊野尾だよ!」とツッコむやり取りがあり、それが後々定番ネタ化。その結果、伊野尾ファンのうちわには“飯尾”の文字が書かれるように。さらにそれはエスカレートしていき、ついには“ずん”といううちわまで登場。これはお笑いコンビ・ずんの飯尾和樹からきているのだが、ずいぶんとカオスな状況になっているようだ。

 うちわに次いで、アイドルとファンがコミュニケーションをとるために大切なアイテムが、ペンライト、通称“ペンラ”だ。ジャニーズでも、グループごとに違うオフィシャルのペンライトがライブのたびに発売されている。このオフィシャルペンラは、ファンの手作りうちわにも劣らぬほど、エッジが効いたものが多い。

 たとえば嵐の場合、5大ドームツアー『ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITALIAN』で発売されたペンラは、通称“ファンライト”。指定された場所にある“デジ嵐くん”という機械にかざして設定すると、ステージ演出に合わせ、自動で発光するという最先端技術が使われていた。

 技術面ではなく、インパクトにこだわったのは関ジャニ∞。2016年のライブツアー『関ジャニ'sエイターテインメント』では、丸山隆平プロデュースの“光るたこ焼き棒”というペンラを発売。これは、丸い点灯部分に青のりとかつお節が振りかけられ、マヨネーズで「∞」と書かれている(ように見える)たこ焼き風。関西人らしいこだわりを反映したデザインだった。

 同じく関西出身グループのこだわりを見せたのは、人気上昇中のジャニーズWESTだ。ファーストコンサート『一発めぇぇぇぇぇぇぇ!』で売られたのは、鉄板焼きのコテ型ペンライト。さらに16年のツアー『ラッキィィィィィィィ7』では、皮を半分むいたバナナ型のペンラを発売。どちらもメンバーの桐山照史がデザインしている。

 コンサートを盛り上げるためのうちわやペンライト。そこにはアイドルとファン、両方の気持ちが込められているようだ。

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