道悪だと、こんなことがあるんだ。そう思うしかないような桜花賞だった。単勝オッズ1.4倍の断トツ人気に支持されていたソウルスターリングが、直線、伸びそうで伸びず、3着に敗れてしまったのだ。

 レース確定後、ターフビジョンに映し出された1~3着馬の名前を見ていて、びっくりした。()で囲った部分をご覧になっていただきたい。
1着(レ)ーヌミノル
2着 リ(ス)グラシュー
3着 ソウルスター(リング)
 なんと、レスリングの5文字が刻まれていたのである。

 桜花賞のスタート前、ターフビジョンには、阪神競馬場のスタンドから観客に向かって手を振る、レスリングの吉田沙保里選手の姿が映し出されていた。桜花賞表彰式のプレゼンターとして列席していたのだ。

 レスリングの5文字が、こんなにも綺麗に、1~3着馬に刻まれることになろうとはなあ…。桜花賞を見た感想を、吉田沙保里選手はこう語っている(各紙)。「私の誕生日10月5日と関係する5枠10番の馬が勝ってビックリです。これからちょっと競馬にはまっちゃいそうです」

 はあ…。10月5日生まれだったのか。本当に競馬はよく出来ているよなあ。

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