現役パチプロ・アンドレ「パチンコ事情」最前線!!
第44回 1パチ、パチプロならどう攻める?

 昔のパチンコホールは通路が狭く、誰か通るたびに背もたれにぶつかって、ついイライラ。最近は通路が広くなったけど、隣の客が席を立つたびに背もたれをクルッとぶつけられてモヤモヤ。今も昔も文句が言えない、ヘタレパチプロのアンドレです……。

 最近、パチンコがどうにも元気がありません。ホールに設置されているパチンコ台の大半は、いわゆる「新基準機」になっていて、性能的には以前よりも負けにくくなりました。本来ならもっと客が増えてもおかしくないのに、不思議ですのう。

 その理由は、新基準機でパチンコのギャンブル性がおとなしくなり、過激な勝負を求める客層が一気に離れてしまったことでしょう。そうなると、ホールの売り上げはガタ落ちになるので、お客に還元しなくなる。するとパチンコ客全体がもっと減る……こんな悪循環に陥ってしまうわけです。

 ただ、そんな中でも例外があります。それは「1円パチンコだけは勢いが右上がり」という現実です。これはパチンコファンの皆さんならお気づきでしょう。ほとんどのホールで1円パチンコは、4円パチンコよりも圧倒的にお客さんが多いのです。

 しかし、パチンコで生計を立てるパチプロは、稼ぐためにパチンコを打つので、4円パチンコしか打ちません。わしも1パチの釘チェックだけは欠かさないものの、打つことはめったにありません。パチプロが「1パチで稼ぐ」という選択肢はありえない。なぜなら1パチは、勝つにせよ負けるにせよ、時間がかかり過ぎるからです。

 通常の4円パチンコなら、1玉4円で玉を借りて打ちますが、1円パチンコはその名の通り1玉1円。1000円分で考えると、4パチが250玉なのに対し、1パチは1000玉借りられる。つまり、同じ金額で4倍遊べるのです。

 ただその分、1パチは同じ金額を稼ぐのに4倍以上の時間がかかってしまいます。時間効率がかなり悪いわけです。逆に言えば、時間を潰したいときにはちょうどイイ。わしが1パチを打つのも、狙い台に先客がいるときとか、夕方からの新台開放待ちをするときなんかです。

 なので、パチプロとして、これまでガチな視点で1パチと向き合ったことはありません。しかし、パチンコホールの現状をふまえて、ちょっと「1パチでの勝ち方」について本気で考えてみたいと思います。

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