パチスロ勝利の隠し味 松本バッチ
第53回「番長3でやる気が見える」

 4月ももう終わりに近づいておりますが、新社会人の皆様もぼちぼち仕事に慣れて、会社帰りにパチスロを覚えました、なんて方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。逆に新人を迎えた立場の方もいらっしゃるでしょう。なんにせよ、春は始まりや出会いの季節。パチスロの世界にも、威勢の良い新台が数多く入って来たところでございます。

 その中でも頭一つ抜けているのが、大人気シリーズの後継機『押忍!番長3』でしょう。過去シリーズの安定した人気と実力から、大注目で先日デビューを果たしました。

押忍!番長3
(C)DAITO GIKEN,INC.

 実際のところ、今はかなりの人気で、空き台がほとんどないような状況のため、僕もまだそこまで打ち込めていません。なので、具体的な『番長3』の勝利の手がかりってのを、現状紹介できるほどのものは用意できていないんですが、1点だけ分かっていることがあります。

 それは、『番長3』の最高設定である「設定6」が、おそらく「しっっっっかりと出る」ということ。現在のパチスロの規定の中で再現できる、ほぼ最大値の出玉力を誇り、どうやらその安定感も抜群の模様、ということです。

 こういうときに見えてくるのが、「お店側のやる気」です。

 待ちに待った大人気機種です。どこも看板機種として長く活躍してほしいと思っていることでしょう。そういう台を出すのか出さないのか、ここに店の余裕や、やる気ってのが反映されてきます。

 そして、この『番長3』。「店側が出そうと思えばしっかり出る」機種なわけです。もちろん、出す予定じゃなかった低設定域が“誤爆”してしまう実力もありながら、店が出したいと思って使う高設定域はしっかり出る。

 つまり今、『番長3』が連日全っ然出ていない店は、いったい何で出すつもりなのか、と。そもそも出す気や出す余裕がなくても、おかしくはないわけです。ただし、『番長3』は前評判が高かったため、どの店もこぞって欲しがった結果、希望する台数を導入できなかった店も少なくない。しかし、『番長3』を用意できなかった店は、もしやる気があるのならば、対抗してきっと他の看板機種で出してくるでしょう。

 春、大事なスタートの時期です。その土地に新しく入ってきた人々も少なくありません。今年度の大本命パチスロ機種、『押忍!番長3』をめぐり、やる気のある店は他店と差をつけようとしてくるはず。その温度差をしっかり見極めて、収支的なスタートダッシュをこちらも決めましょう。1月~3月までがマイナス収支の場合は、いったん横に置いといて、と。うち4月スタートだからーつって。

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