杉田かおるに林マヤ、あの芸能人が田舎暮らしを選んだ理由の画像
杉田かおるに林マヤ、あの芸能人が田舎暮らしを選んだ理由の画像

 東京での派手な芸能生活を離れ、田舎でのスローライフを選ぶ芸能人は多い。華やかな都会を捨て、田舎を選んだ事情は、どういうものだったのか? 主だった移住芸能人を調べてみた。

 かつて米米CLUBのダンサーでもあった振付師の竹下宏太郎(50)は現在、奄美大島に移住して、つつましやかに暮らしている。竹下はイケメンダンサーとして人気で、CMの振付や俳優としても活躍。そんな華やかな生活を捨て、奄美大島に移住したことについて、2月17日放送のバラエティ番組『爆報! THEフライデー』(TBS系)にVTRで出演して語っている。竹下は「寝る間も惜しんで遊んでいても、口座に何十万単位で入ってきて。これじゃダメだ」と思い、「金銭感覚を修正するため、ゼロからやりたい」と決意したのだという。奄美大島に妻と移住してからは、築40年で家賃9200円の市営住宅に住み、奄美市の臨時職員として清掃業務を担当。月収は11万円。庭の畑で採れた野菜の他、自生するクレソンや長命草を食材に使ったり、ご近所からのお裾分け がもらえるため、食費は1人1食で72円という、お金のかからない生活を続けているそうだ。

 モデルでタレントの林マヤ(59)は、パリコレクションをはじめ、数々のファッションショーなどで活躍。東京とパリを往復する生活を10年間続けていたが、モデルとして体型を維持するための過激な食事制限で、健康を害したこともあった。体調を回復させるため、運動を取り入れた健康的なダイエットをするようになったそうだが、食生活も改善しようと考えていたときに有機農業に出会い、自宅で家庭菜園を始めた。2009年からは茨城県守谷市に引っ越し、夫で野菜文化研究家の笛風呂タオス氏とともに、休耕農地を借りてオーガニック菜園に再生させ、「レアベジ」と呼ばれる珍しい野菜を栽培して話題になっている。

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