今年はここまで勝利数はまだまだ、こんなものじゃないという数字です。でも、G1に限ると、「フェブラリーS」14着。「大阪杯」が優勝。「桜花賞」2着。「皐月賞」3着と、しっかりとその爪痕を残せています。勢いで勝てるほど競馬は生易しくありませんが、勝負事には、この勢いも大切です。これを生かして、今週末はキタサンブラックと「天皇賞・春」の連覇に挑みます。

 思い返すと、昨年のこのレースが、キタサンブラックとのコンビで挙げた初めての勝利。オーナーの北島三郎さん、清水久詞調教師とともに、年度代表馬に駆け上がったビクトリーロードの始まりでした。1枠1番から、ゆったりとしたペースで主導権を握り、最後は、ゴール前でかわされたカレンミロティックをもう一度、差し返すという気合の入ったレースを見せてくれました。今年は、どんなレースになるのか!? 徹底マークは承知のうえです。

――年度表馬として恥ずかしいレースはできない。強い馬が、強いレースをしてこその競馬です。ゴールデンウィークのスタートは、家族で、仲間で友達と、ぜひ、春の京都にお越しください。

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