フット後藤輝基「1日中ゲーム」岩尾だけ売れた“暗黒時代”があった!?の画像
フット後藤輝基「1日中ゲーム」岩尾だけ売れた“暗黒時代”があった!?の画像

 4月19日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)に、フットボールアワーの後藤輝基(42)と岩尾望(41)が出演。後藤が一人での仕事が増えず、苦悩の日々を送っていた“暗黒時代”について語り、HKT48の指原莉乃(24)らを驚かせた。

 この日は“今さら聞けない芸能界の疑問を本人に聞いてみよう!”と題し、後藤と岩尾がコンビ結成の経緯や、『M-1グランプリ2003』(テレビ朝日系)での優勝直後のコンビ格差に関するエピソードなどを語った。番組の説明によると、二人は1999年にコンビを結成。2003年の『M-1』で優勝し、一躍、時の人になったが、バラエティ番組ではイジりやすい容姿をした岩尾の人気が突出する半面、後藤はうまくしゃべることができずに、存在感を示せなかったという。

 そんな中、岩尾は一人の仕事が次第に増えていき、映画『神様のパズル』(2008年)にも出演。岩尾が1か月にわたる映画の撮影に入ると、後藤はその間、仕事がなかったという。その当時について、後藤が「休みやったら、1日中ゲームです。正直、イライラはしましたね」と振り返ると、指原は「(後藤は)ずっと順調なイメージだったので」と、驚きの表情を見せていた。

 後藤によると、そのこともあってコンビの関係がギクシャクし、後藤が後ろ向きなコメントをした岩尾をどなりつけ、岩尾が泣き出してしまったこともあるという。そんな暗黒時代を切り抜けるきっかけを作ったのが、ダウンタウンの松本人志(53)だった。

 あるテレビ番組収録後の飲み会で松本が「おまえ今日、何もしてへんかったな。ひと言もしゃべらなかった」とイジったところ、その後の飲み会でも“後藤イジり”が定番化。後藤が必死にツッコミを入れる中で、「高低差ありすぎて耳キーンってなるわ!」などの“たとえツッコミ”が生まれ、持ちネタとなったのだそうだ。

 この“たとえツッコミ”が話題になると、2011年には『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)のMCに選ばれ、その後も出演オファーが殺到。その年は一人でのテレビ出演が岩尾の66本に対し、後藤は282本と大ブレイクし、二人の立場は完全に入れ替わってしまった。

「フットボールアワーの後藤輝基は現在、テレビ番組6本のMCを務めるなど、各局の看板番組でMCを務めた島田紳助(61)の全盛期を思わせる活躍を見せています。安定感のある番組進行と、“たとえツッコミ”が好評なので、今度の秋の番組改編期には、その数がさらに増えるかもしれませんね」(テレビ誌記者)――第二の島田紳助になる日も近い!?

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