長男の入園式に向かう三浦家の車を報道陣が取り囲んで撮影した際には、彼女が車を降り、カメラマンを平手打ちしたこともあったという。そのように取材が過熱した理由は、引退後、彼女が一切、公に姿を見せなかったからだろう。

「百恵さんは、絶対に復帰しないという芯の強さを持っていました。でも、家ではホームパーティの際などに、持ち歌を披露しているようですよ。最近の心配の種といえば長男の祐太朗。歌手としてパッとしないのを気にしてか、数年前に宇崎竜童夫妻に長男のCDを渡し、“よろしくお願いします”と売り込む姿が目撃されています」(女性誌デスク) スターも人の親なのだ。

 4月21日に乳がんで、この世を去った田中好子さん(享年55)の七回忌が控えていることで、最近、話題なのが元『キャンディーズ』の伊藤蘭(62)、藤村美樹(61)の現在だ。「ミキは、引退して本当に普通の奥さんになった。だから近所でゴミ出しする姿が目撃される程度。ランは女優としてコンスタントに活動中ですが、注目は私生活です。夫の水谷豊とは、もうすぐ結婚30年にもかかわらず、人混みで手をつないで歩くほどラブラブ。水谷はもともと彼女のファンでしたし、今でも当時の呼び名“ラン様”と呼ぶこともあるそうです」(前同)

 今も根強い人気を誇るキャンディーズには、当時の人気を象徴するこんな逸話がある。キャンディーズ関連書籍に携わったことがある芸能ジャーナリストの西田大志氏が話す。

「解散後、彼女たちの慰安旅行先の海外まで、『ザ・ベストテン』(TBS系)が衛星電話をかけ、その声をお茶の間に届けようと試みたんです。放送当日に回線がうまくつながらないことを危惧し、なんと前日から24時間、ずっと電話をつなぎっぱなしにしていたそうです。当時の国際電話代ですから、かなり莫大なはず」 電話は無事つながり、3人の晴れやかな声が、お茶の間に届いたそうだ。

 キャンデーズと双璧をなしたアイドルといえば『ピンク・レディー』だろう。81年3月31日の解散コンサート後、何度も再結成したが、11年を最後に未唯mie(59)と増田恵子(59)、2人が揃うことはない。「“懐かしのヒット曲”系の番組にも、ケイのみ出演が多い」(前出の西田氏)というが、その理由は、2人の仲の悪さにあるという。

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