KinKi Kids堂本光一やA.B.C-Zが継承する「ジャニーズのお家芸」

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長は、「もっとも多くのコンサートをプロデュースした人物」としてギネスブックに認定されている。他にも「もっとも多くのナンバーワン・シングルをプロデュースした人物」というギネス認定を持っている。

 そんなジャニーさんが手がける舞台には、ジャニーズの“お家芸”と呼ばれる演出がいくつもある。その中で、もっともポピュラーなのが“フライング”、別名“宙乗り”だろう。吊し用ワイヤーと連結するハーネスという器具を装着し、ワイヤーで演者を一瞬にして地上7メートルへと引き上げる技術だ。この技術をふんだんに使ったジャニーズの代表的な作品といえば、KinKi Kids堂本光一の主演ミュージカル『Endless SHOCK』シリーズがある。この舞台で光一は、通常のフライング以外に、布を腕に絡みつけ、腕の力だけで体を支えながら自在に宙を舞う“リボンフライング”も披露している。これは、尋常ではない筋力が要求される技だ。

 アクロバットが売りの五人組、A.B.C-Zも、ジャニーズならではのダイナミックな演出を得意としている。彼らはハーネスをめったに使わず、メンバー二人がお互いの腕を持って回転したり、逆さまに吊られた状態で両手を離したりと、他のグループにはマネのできない技を披露している。東京ドームでは、高さ15メートルでのフライングにも挑戦したことがある。

 そのA.B.C-Zは、世界的なサーカス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」でおなじみの“エアリアルティシュー”(空中演技)にもトライしている。これは命綱なしで、布を体に巻きつけて空中で行う演舞だ。エアリアルティシューには、嵐の相葉雅紀も、嵐のコンサートで行われるソロコーナーで挑戦し、成功させている。

 フライング一つ取っても、ただ単に飛ぶだけではなく、美しさや技を極めていくのがジャニーズならでは。これからも進化し続けるであろうそのパフォーマンスは、一見の価値あり。テレビでは目にできない、生の迫力を味わえるはずだ。

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