島田紳助、タモリ、叶姉妹、渡辺直美…芸能人たちの意外な「サイドビジネス」実態調査の画像
島田紳助、タモリ、叶姉妹、渡辺直美…芸能人たちの意外な「サイドビジネス」実態調査の画像

 あの大物芸能人や人気アーティストの“もうひとつの収入源”。ギャラより稼いでいるタレントなんかもいた!

 世間では「なるべく残業しないように」というお達しも出るようになった昨今。もちろん長時間労働などしたくはないが「残業代でもつけないと、給料が安くてやってられないよ!」という人もいるのが実情だろう。

 そんなとき、テレビをつければ、そこには華やかな世界が。「芸能人なんて、ザクザクギャラをもらってるんだろうな……」と羨ましく思う方も多いはずだ。

「とはいえ、今はテレビ局も厳しいですし、よほどのトップタレントでない限り、ギャラは年々、下降傾向。中堅どころのお笑い芸人や、ひな壇タレントぐらいでは、番組1本あたりのギャラは5万円ほどの場合も。事務所の取り分もあるので、週に1回バラエティに出る程度ではサラリーマンと同様か、少ないくらいしか稼げないこともザラです」

 こう語るのは、元大手芸能事務所のマネージャーで、現在は芸能ウォッチャーの牧田慎太郎氏だ。「それだけに、たくさんの芸能人が、副業やサイドビジネスをしているんです。単なる名前貸しの人から、ガッツリ経営や企画に関わっている人まで多種多様ですが、中には本業より、はるかに儲かっている人もいますよ」(前同)

 芸能人のサイドビジネスといえば、1980年代~90年代に花盛りだったタレントショップを思い浮かべる人も多いかもしれない。「代表的なのはビートたけしが作ったカレーショップですね。清里、軽井沢、河口湖、そしてハワイと、バブルの象徴のような観光地にばかり出店し、話題になりましたが、2001年には最後の軽井沢店が閉店。他にも、とんねるずの“ねるとん”のグッズショップ、ダウンタウンのキャラショップなど、タレントの知名度頼みで、ビジネスとしては長続きしないものがほとんどでした」(同)

 そんな中で、同時期にそうした副業に手を出しながら、自らの趣味を継続的なビジネスに繋げているのが所ジョージ。かつては他と同じように自らをキャラ化した“所さんグッズ”で人気を博したが、徐々にアメカジの趣味や知識を生かしたオリジナル商品や、ライフスタイルを売りにするようになった。

「自宅を“世田谷ベース”と名づけ、50~70年代のアメリカを意識してデザインした洋服や雑貨を販売。同世代を中心にマニアの多いジャンルですから、新製品が出ると、すぐに売り切れるほどの大人気です。世田谷ベースでアメリカンなこだわり満載のピクニックイベントを行ったりもして、すっかり同好の士のカリスマですよ」(同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3