12球団「現役監督の特徴」

【日本ハム】栗山英樹(55)ヒットがなくても進塁打を打ったり、ファウルで粘ったりと勝てる野球を見事に浸透させた。中田に代打を送るなど、非情な采配も。

【ソフトバンク】工藤公康(53)昨季は巨大戦力を有するも最大11.5ゲーム差をひっくり返されてV逸。猫の目打線と、矢継ぎ早な継投からして我慢強くはない。

【ロッテ】伊東勤(54)田村龍弘を正捕手に育てるなど、捕手育成はさすがと言える。作戦面では、基本的には手堅いが、ここぞという場面ではリスクも冒す。

【西武】辻発彦(58)現役時代、名二塁手だったことから、守備面を重視しそう。オープン戦を見る限り、ベテランであっても特別扱いはしないようだ。

【楽天】梨田昌孝(63)比較的、中堅やベテラン選手に甘い傾向がある。一方では、2年目のオコエ瑠偉に対し雷を落とすなど、若手には厳しい面が。

【オリックス】福良淳一(56)最下位に沈むも若手の積極起用などが評価され、今季も続投。麻雀が大好きということもあり、ときにはギャンブル采配をすることも。

【広島】緒方孝市(48)基本的には若手を我慢強く起用し続ける九州男児的なタイプ。試合中は守備固めを怠って競り負けるなど、凡ミスも多い。

【巨人】高橋由伸(42)とにかく動かないことで知られている。「自由に打てるけど、試合には勝てない」と嘆く選手も。我慢強く起用し続ける傾向にある。

【DeNA】ラミレス(42)現役時代に配球を読んで好成績を残しただけに、監督としても緻密なタイプ。あまりバントは好まず、勢いを重視するとも言える。

【阪神】金本知憲(48)見た目の通り感情型。昨季、不調のエース・藤浪に懲罰として161球投げさせ、波紋を呼んだ。若手を重用し、打てる選手が好み。

【中日】森繁和(62)今季から正式に監督として采配を振るうことになったが、もともと継投はお手の物。やはりディフェンスを重視した起用が多い。

【ヤクルト】真中満(46)選手の自主性を重んじる今時の監督。基本的にはイケイケで、盗塁など積極策も多い。投手は采配どころでないほどの火の車状態。

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