新宿か池袋か六本木か? 東京人が思う「東京の怖い場所」ランキングの画像
新宿か池袋か六本木か? 東京人が思う「東京の怖い場所」ランキングの画像

 テレビドラマなどで「東京は怖いところ」といったセリフをよく耳にしますよね。国内だけでなく、世界中から多くの人が集まってくる大都会、東京。地方出身者にとっては“憧れの場所”である反面、漠然とした“怖いイメージ”を抱いている人も少なくありません。そこで今回は、東京に住む20代から70代までの男女100名に「東京都内でもっとも怖いと感じる場所」について聞いてみました。実際に東京で暮らす人さえ二の足を踏む、“怖いエリア”はどこなのでしょうか。

 第3位(6%)には、同率で二つの場所がランクイン。まず、その一つ目は「池袋」。豊島区に属するターミナル、池袋駅を中心とした副都心です。東武や西武といった百貨店、東京芸術劇場などがあり、文化の発信地としても有名ですね。また、都内における“北の玄関口”ともいわれています。テレビドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)に出てきたカラーギャングのイメージが強いのか、30代以上の人からこの街の名前が多く挙がりました。「怪しい雰囲気の人がいて、建物自体もこまごましている」(43歳女性)、「若い無法者が多い」(51歳男性)などが主な理由のようです。

 そして同率第3位のもう一つは、港区北部に位置する「六本木」。セレブが集う街というイメージがある一方、たくさんのクラブが並ぶ歓楽街で、夜な夜なお祭り騒ぎが繰り広げられているという印象があるのかもしれません。そして「外国人に絡まれる」(53歳男性)というように、外国人が多い街でもあるため、彼らとのトラブルを不安視する意見が多く見られました。

 続く第2位(11%)は「渋谷」。渋谷駅を中心に広がる街で、道玄坂や宇田川町方面は繁華街、桜丘周辺は大手企業の本社が集まるなど、エリアによって見える顔が異なります。トレンドやファッション、音楽など“若者文化の発信地”というイメージを抱く人も多いのではないでしょうか。渋谷を選んだ人の理由としては「人が多すぎ」(70歳女性)、「怖い若者が多そう」(41歳男性)、「変な人が多い印象」(25歳男性)など。特に、人が多いから怖い、若者が多いから近寄りがたいといった、年配の人が多くいたようです。夜になると酔っぱらいが街にあふれるため、これにへきえきしている人も少なくないでしょう。

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