スーパーマリオにストリートファイターIIも! 人気ゲーム「意外な実写化」の画像
スーパーマリオにストリートファイターIIも! 人気ゲーム「意外な実写化」の画像

 この4月から放送されているドラマ『光のお父さん』(TBS系)。主人公がオンラインゲーム『ファイナルファンタジーXIV』(スクウェア・エニックス)を、父親にプレゼントするところから始まるこのドラマは、人気ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズを題材とした初めての実写映像作品だ。実はこの他にも、ゲームをモチーフにした実写作品は、世界中で数多く製作されている。ここでは、これまでに実写映像化されたゲームを振り返ってみよう。

 まず、実写化が大成功しているゲームといえば、カプコンの人気タイトル『バイオハザード』シリーズだろう。この作品を原作とした実写映画はハリウッドで製作。2002年の『バイオハザード』から、ローラ(27)が出演したことが話題になった2016年の『バイオハザード ザ・ファイナル』まで6作が公開されて、大ヒットを記録している。

 この他にも、アンジェリーナ・ジョリー(41)主演の『トゥームレイダー』(スクウェア・エニックス)や、今年3月に公開されたマイケル・ファスベンダー(40)主演の『アサシンクリード』(ユービーアイソフト)、さらに2006年にカナダとフランスにより合作された『サイレントヒル』(コナミ)など、映画作品として高く評価されるゲーム原作の実写映画は多い。

 一方で、賛否が分かれているゲーム実写化映画もある。その代表格が『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』だ。おなじみの『スーパーマリオブラザーズ』(任天堂)をモチーフにしたこの作品は、1993年にハリウッドで映画化。クッパ役を世界的名優、デニス・ホッパーが務めるなど、当時大きな話題となった。しかし、映画自体の評価はいま一つで、ファンにはゲームとは別物の“B級作品”として愛されている。

 また、『スーパーマリオ』映画化翌年の1994年には、当時大人気だった対戦格闘ゲーム『ストリートファイターII』(カプコン)も、『ストリートファイター』としてハリウッドで実写映画化されている。ただ、主人公がリュウではなくガイルだったり、設定が大きく違っていたりしたこともあり、原作ファンのウケは悪かったようだ。

 今年は、あの伝説のパズルゲーム『テトリス』の実写映画の撮影がいよいよスタートすると、映画系ニュースメディア「Deadline」の取材で明らかにされている。同サイトの報道によると、製作費は8000万ドル、壮大なSF三部作として作られるのだとか。

 傑作からトンデモ映画まで、ある意味ゲームファンの期待を裏切らない実写化作品の数々。次はどんな作品が実写化となるか、ゲームに没頭しながら待ちたいところだ。

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