穴子さん、中島くん、花沢さんも!?『サザエさん』アニメオリジナルの「主要キャラ」の画像
穴子さん、中島くん、花沢さんも!?『サザエさん』アニメオリジナルの「主要キャラ」の画像

 毎週日曜日に放送されている国民的アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)。原作は長谷川町子氏による4コマ漫画だが、アニメで活躍している主要キャラクターの多くが、実はアニメオリジナルだったという事実はあまり知られていない。

 磯野家のメンバー以外で存在感を発揮しているキャラといえば、“カツオと結婚する”と公言してはばからない「花沢さん」こと花沢花子。1969年10月のアニメ放送開始時から登場している花沢さんだが、実は原作漫画には登場していない。

 また、花沢さんとカツオが通う、かもめ第三小学校で欠かせないのがカツオの親友である「中島くん」。彼もまたアニメオリジナルのキャラで、さらにクラスメイトの「かおりちゃん」「橋本くん」などもそう。しかし「早川さん」だけは原作に登場しており、アニメとは微妙に姿が違うが、「ハヤカワさん」という女の子にカツオが恋心を抱くシーンが描かれている。

 アニメオリジナルなのはカツオの周囲だけではない。マスオさんが務める海山商事の同僚「穴子さん」も原作には登場しないキャラ。また、磯野家にお酒を運んでくれる三河屋酒店の御用聞き「サブちゃん」もアニメオリジナルだ。

 そして、磯野家の親戚である波野家の一人息子「イクラちゃん」も実はアニメ版のみ。ノリスケとタイコさんの子ども自体は原作にも登場するが、性別や名前ははっきりと記されていない。

 最近ネットで人気を集めている「堀川くん」は、アニメオリジナルキャラの“ヒット作”だろう。壁の黒いシミに“ヘイキチ”という名前をつけ、弟だと言い張ったり、磯野家の軒下で勝手におたまじゃくしを飼っていたことが判明して「(次からは)見つからないようにするよ」とまったく反省を感じられないセリフを口にしたりと、自由すぎるキャラクターで話題を集めている。

 誰もが知ってる国民的アニメ『サザエさん』。アニメオリジナルのキャラクターも含め、原作漫画以上に“成長”したからこそ、ここまで愛される存在になったのだろう。

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