CRテレサ・テン2
CRテレサ・テン2
(Daiichi)
◆大当たり確率:約1/319.7
 →確変時:約1/39.9
◆確変突入率:55%
協力:(財)鄧麗君文教基金會
映像協力:(株)TBS

 まず最大の特長は、「次回大当たりまで継続」のループタイプ確変。せっかく確変に突入しても、連チャンせずに終わってしまうこともあるST(回転数制限の確変)タイプとは違い、確変に入れば必ず次の大当たりが引けます。当たり前やけど、これが打ち手に優しいんですのう。

 そしてこの台の出玉バランスは、これまた弱者救済ともいえるほどありがたい。なんと、確変大当たりの出玉(約1310発)よりも、確変に入らない通常大当たりの出玉(約1500発)のほうが多いのです。確変に入ればどうせたくさん出ますから、単発大当たりだったときこそ、出玉はたくさん欲しいもの。最近の機種に多い、下皿にチョロっとだけのショボ出玉ラウンドや、出玉ナシの大当たりも一切ナシ。さらには潜伏確変すらありません。

 とにかく何でもええから当ててしまえば、1箱以上は必ず出る。大勝ちがあれば大負けもある一発狙いのスペックとは違って、安定感バツグンに出玉を積み上げられるのが魅力です。

 わしの初打ちでも、3千円で確変を引いて4連チャン。その後は2~3連と単発大当たりの繰り返し。ヒキ負けに終わったかのように見えて、一度も追加投資をすることなく6000発を確保して堅実勝ちしました。

 演出がまたシンプルでイイ。盤面全体に大きな蝶が浮かび上がれば、大当たり必至の一発告知。3大チャンス演出(蝶群予告、テレサ挨拶予告、時の流れに身をまかせリーチ)はどれか1つでも出れば激アツ。後は懐かしの名曲を聴きながらのんびり打つだけ。ノーマルロングリーチでもズバズバ当たるし、意外にテンポ良く回せるのでストレスは少なめ。役モノが派手に動きまくって、激アツ演出も複合しまくったのに、またハズレ……なんて昨今のパチンコに気疲れした人にも、オススメです。

 ダントツ人気の『北斗7』もいいんですが、“渋い台”を奪い合って打つのは、まさにパチンコホールの思うツボ。目立たないけど手堅いスペックの良台で、地味に稼ぐのもまた一興です。わしはのんびり名曲を聴きながら、気楽にコツコツ勝ちたいと思います(笑)。

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