――そんな難関(笑)を乗り越えて、22歳で結婚をされましたが、だいぶ早いですよね。結婚に対しての憧れは強かったほうですか。

堀 確かに早いなとは思いましたけど、結婚はしたかったし、子どもも欲しかったんで。当時のインタビューでも、子どもは5人ぐらい欲しいって答えていました。私には7つ下の妹がいるんですけど、彼女の面倒を見ることが多かったんで、子育てへの関心が強かったのかもしれませんね。

――2011年には一般男性と3度目の結婚をされましたが、その出会いが運命的だったと聞いています。

堀 そうなんです。今の主人は、ずっと私のファンだった人で、私が大阪で子どもたちと住んでたときに、転勤で大阪に来ていたんです。

――ファンの方と結婚!? 男性にとっては夢のような話ですね。

堀 出会いは、自宅近くで「ずっとファンだったんです」って声を掛けられたときですね。ファンの方に声をかけられることなんて、それこそ日常茶飯事だったんですが、なぜか私も彼のことが何か心に引っ掛かっていたんですよね。そうしたら、その4か月後に偶然、同じ飛行機に乗り合わせて、声をかけられたんです。

――それは奇跡的ですね。

堀 それだけじゃないんですよ。実はそのときも特に連絡先を交換するようなことはなかったんですが、そのさらに3か月後に、銀座の路上で偶然会って……。

――まさに“運命”ですね。

堀 おつきあいが進むにつれ、つくづく思ったんですが、やっぱり女一人で子どもを育てて生きていくと、いろんなことがありますよね。でも彼は「何があっても守るから」って言ってくれたんです。だから、病気になったときでも頑張れたんだと思います。

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