EXILEのHIROはコンビニ一軒! 大物芸能人の豪快差し入れ伝説の画像
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 警察モノが乱立している春ドラマの中で好評なのが、天海祐希(49)が主演を務める『緊急取調室』(テレビ朝日系)シーズン2だ。好調なのはドラマの内容もさることながら、天海の共演者やスタッフに対する心遣いによる、チームワークの良さにもあるといわれている。天海が差し入れしているケータリングは“天海ベーカリー”と呼ばれ、パン、ハム、チーズ、新鮮な野菜を自由に選び、好みのサンドイッチを作れて好評なのだそうだ。

 このように、主演や司会を務める芸能人は、キャストやスタッフをねぎらうため、豪華な差し入れをするのが恒例になっているのだが、その内容が驚くほど豪華な場合もあるのだという。そこで、有名芸能人たちの豪快な差し入れについて調べてみた。

 元SMAPの木村拓哉(44)は主演映画『HERO』のクランクイン初日に、神戸牛、北海道の玉ねぎやにんじん、京都の大根、博多のさつまいもなど、全国各地から取り寄せた約300万円分の食材を持って、早朝4時に撮影現場入り。妻の工藤静香(47)も手伝って、豪華な鍋をふるまったそうだ。また、木村はラーメンを屋台ごと差し入れしたこともあったのだが、それについて木村は自身のラジオ番組で「あれね〜、ほんとに盛上がるんですよ。これはもう、恒例にしていきたいなと個人的には思ってます」と語っていた。ちなみにそのときの屋台は、九州ラーメンのチェーン店、“九州じゃんがららあめん”が協力したという。

 女優の米倉涼子(41)も豪快な差し入れが有名で、ほぼ収録のたびに高級品をふるまっているらしい。昨年の民放ドラマの平均視聴率で最高値を記録した『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の撮影現場では、1個1万円以上もする銀座千疋屋の高級メロンを差し入れ、その総額は150万円を超えたといわれている。これは劇中で俳優の岸部一徳(70)が演じる名医紹介所所長が、手術の請求書とともにメロンを差し出すお約束のシーンをなぞったもので、スタッフにも大好評だったそうだ。また別の作品では、高級焼肉店、『叙々苑 游玄亭』の5000円もする弁当を100食分、撮影現場に差し入れしたといわれている。

 くりぃむしちゅーの上田晋也(46)は、ドラマ『天才バカボン〜家族の絆』(日本テレビ系)で主人公のバカボンのパパを演じたとき、お菓子や軽食、豪華弁当など、いろんな差し入れを約1か月の撮影期間、毎日差し入れしていた。特にスタッフたちを驚かせたのは、牛丼チェーン店『松屋』のケータリングカーで、温かい牛丼やカレーライス、豚汁に現場のテンションは最高潮になっていたらしい。そんな数百万円以上もかかる差し入れについて、上田は「ドラマが初めてなので、演技が下手でも許してもらえるように差し入れした」と語っていたそうだ。

 とどまるところを知らない豪華な差し入れのエピソードだが、EXILEのリーダー、HIRO(47)は自身がプロデュースした映画『たたら侍』の撮影現場にコンビニを作ってしまった。撮影が行われていた島根県の人里離れた現場が交通の便が悪かったためで、出演したベテラン俳優の津川雅彦(77)は「何百本も映画に出ていますけど、差し入れにコンビニくださったのは生まれて初めて」と完成披露試写会で明かした。HIROは「簡易的にですよ、プレハブで」と謙遜していたが、津川は「お弁当とか果物とかチョコレートとか、全部入ったコンビニが1軒建った。すごいスケール」と驚きをあらわにしていた。

 調べれば調べるほどものすごい差し入れ伝説。スタッフの中には、差し入れのおかげで食費が浮いた人も多かったかも?

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